二人は追跡シーン撮影のため半日以上、休憩もそこそこにずっと走って、走って、また走るという具合に「激走」。汗まみれで熱演した。
撮影後、チョン・ジョンミョンは「ムン・グニョンさんは思いのほかよく走るので驚いた。見た目はか弱そうな女性なのに、どこからそんなパワーが出てくるんだろう」と言いながらも舌を出し、「久しぶりに走るシーンを撮ったので、ちょっと体がほぐれてきたようだ」と笑わせた。
『シンデレラのお姉さん』制作会社は、「二人は今回の作品が初共演だが、実力があり、すばらしく息が合っている。二人の新たな姿にご期待ください」と話している。
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『シンデレラのお姉さん』の日本初放送が早くも決定
世界中で愛されている童話「シンデレラ」を、“シンデレラの姉の目線”で描かれた、もう一つのシンデレラの物語。シンデレラの姉ウンジョ役に、 2008年のドラマ『風の絵師』以来のドラマ復帰となるムン・グニョンが扮（ふん）することで、話題となっている。
「国民の妹」の愛称で親しまれてきたムン・グニョンは、『風の絵師』で「2008 SBS演技大賞」の大賞を最年少で受賞するなど、愛らしい女優から実力派女優として成長を遂げている。そんな彼女の新たな挑戦は、『シンデレラのお姉さん』で初の悪役を演じることだった。
また、ウンジョと対立する妹ヒョソンには、『タムナ～Love the Island』で初主演を飾り、今年飛躍が期待される女優として注目のソウ。そして二人が愛する男性ギフンに、『ファッション70’s』で人気に火がつき、昨年11 月に除隊し、ドラマ復帰を果たす人気俳優のチョン・ジョンミョン。さらに人気アイドルグループ2PM のイケメン、テギョンがドラマ初出演を果たすなどその他のキャスティングも興味深く、期待されている。
『シンデレラのお姉さん』は韓国100%エンターテインメントチャンネル「Mnet」で6月21日より毎週月・火曜夜10時45分から字幕放送。日本初放送を控え、スカパー！無料開放デーの5 月15 日夜11時には、第1 話の先行プレミア放送も実施される。
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ムン・グニョン、「私の中の悪い姿を見せるつもり」
24日午後、ソウル市江南区のインペリアルホテルで開かれた『シンデレラのお姉さん』の制作発表会には、ムン・グニョンをはじめチョン・ジョンミョン、ソウ、テギョンなどの主演俳優と、イ・ウンジンドラマ局長、キム・ヨンジョPDが出席した。
国民の妹ムン・グニョンは、世間に冷笑的な愛されないシンデレラのお姉さん、ウンジョ役で一大演技変身を試みる。ムン・グニョンは「私にも間違った面、悪い面がある。だから演技変身というよりは私の体のどこかに隠れていた悪い姿を引き出している」とし「本当にウンジョになるため、さらに悪らつで気難しく見えるよう努力中」と明かした。
続けて「私も知らずにウンジョのような表情をしたり、ウンジョみたいに考えている。リハーサルや休憩する時さえもすごく深くのめり込んでいて、周りから「何か気分の悪い事があるんじゃないの？」と訊かれたりする」と話した。
天使のような少女に扮するヒョンミン役のソウについては「ドラマで対立する関係だが、とても明るく愛らしいので、撮影現場にお姉さんが来ると明るく元気が広がって一緒に楽しくなる」とし「ドラマでは私がお姉さんの全てを奪う役なので、お姉さんに申し訳ない」と打ち明けた。
演出を担当するキム・ヨンジョPDは「幼い時、誰もが読んだ小説『夕立』が感性を刺激し、密かに脅威的な吸引力を発揮したように、穏やかな感動とヒューマン愛で視聴者の心を掴む予定」と説明した。また「前作の『推奴』が華やかな映像美と絢爛なアクションで男性のロマンを刺激したとしたら、『シンデレラのお姉さん』は女性のための成人童話のようなドラマ」と付け加えた。
シンデラレのお姉さんの視線で再スポットを当てた21世紀の逆発想シンデレラストーリー『シンデレラのお姉さん』は31日に初放送される。