5区、1.8㎞辺りで千葉の山崎りさ選手(日体大)が
先頭の兵庫の池野絵莉選手(須磨学園高)を抜いて
トップに。JRの跨線橋では3位神奈川の勝呂遥香選手
(白鵬女子高)に宮城の長岡みさき選手(仙台育英高)が
迫りますが跨線橋は応援の人が立ち入れない場所、
解説の1人の福士加代子さん「応援の数が無いので、
後ろから来ているというのが察知しにくいので、
そこの難しさはあるんですよね。」
先頭は、日体大3年の千葉の山崎選手に須磨学園高
1年の兵庫の池野選手しっかりついて走って並走。残り
300m程でほぼ同時にタスキを取りますが池野選手スパ
ート!そしてトップで、園田高の杉永美空選手へタスキ
渡し!「1番でもらったからには1番で渡す。」区間賞は
千葉の山﨑選手12分45秒なのですが区間2位池野選手も、
第38回の京都の三原梓選手と第13回の宮城の五十嵐
妙子選手が記録した12分53秒を上回る12分52秒の区間
新記録!特に五十嵐さんの記録はこの大会最古の区間記録
でした。池野選手高1ながらすごい…!
兵庫の杉永選手、序盤から2位千葉との差を広げて
いきます。その後方、神奈川の金子陽向選手(城西大)と
3位集団で宮城で6区を走るのは、高校駅伝で最後の直線で
抜かれて2位となり悔しい思いをした橘山莉乃選手
(仙台育英高)。年末年始は出身地の山梨県に帰省してリフレ
ッシュしたそうです。「高校駅伝は悔しかったけど、この
女子駅伝があったから気持ちを切り替えられた。」
兵庫の杉永選手トップを維持し、22年の高校駅伝で
1区で応援した西脇工業高の塩崎彩理選手へタスキ渡し!
「流れに乗って行けた。」宮城の橘山選手、神奈川の金子
選手との第6中継所目前での競り合いに勝ち3位での
タスキ渡し、区間2位の好走!また6区の区間賞は、この
大会が引退レースの岡山の谷本観月選手(天満屋)、素晴ら
しい走り!
兵庫の塩崎選手が順調にトップを走るその後方で、
サッカー男子の日本代表でも活躍する久保建英選手
(レアル・ソシエダ)のいとこでもある、前回優勝の大阪
の久保凜選手(東大阪大敬愛高)が5位。昨年の高校総体で
女子800mで優勝しましたがチームが初出場を果たした
高校駅伝は直前に体調を崩し欠場でした。
塩崎選手トップで、瓦木中の朝日小都子選手へタスキ
渡し!「今年は兵庫のプライドを示せたかな。」大阪の
久保選手は5位でタスキ渡し。
8区では、トップの兵庫の朝日選手に2位千葉の伊藤
夏樹選手(富津中)が秒差1桁まで詰めてきますが更に
後方から、今大会の中学生でトップクラスの実力の
宮城の男乕(おのとら)結衣選手(五城中)が凄い勢いで
迫ってきます。8区3.0㎞の2㎞手前で兵庫の朝日選手と
宮城の男乕選手で15秒ほどの差、2位に浮上。朝日選手
トップでJP日本郵政グループの太田琴菜選手へタスキを
渡し!沿道の声援の大きさで後続が迫ってきている事に
気づいたそうですが「自分に集中。」と後ろは見ずに
残り400mで加速しました。
第7中継所では宮城と兵庫は45秒差だったのが最後
第8中継所では9秒差。宮城のアンカーは、昨年は
出身地新潟チーム1区で新潟史上初の区間賞を受賞、
今回は再び母校仙台育英高の宮城で走る小海遥選手
(第一生命グループ)。NHK総合で解説の1人小林祐梨子
さんは兵庫はリードを30秒ぐらいはほしいと仰ってたと
思いますが宮城の逆転あるか…!9区屈指の存在、東京の
新谷仁美選手(積水化学)は兵庫から3分09秒差18位で、
昨年のMGCを制しパリ夏季五輪内定の秋田の鈴木優花
選手(第一生命グループ)は7分19秒差39位でタスキを
受けました。鈴木優花選手「私がこの大会に参加する
事で秋田チームに何かもたらしたい。」高校駅伝の
記事で紹介した妹の彩花選手(大曲高)は6区を走りました。
上位が9区に入ったころに競技場に戻ってきました。
昼ご飯は大会終了後に食べることにしてまずはスタン
ドへ。
おめでとうございます!(≧▽≦)( ;∀;)
28大会ぶり、とあるのは中止になった第39回
をカウントしてない事なのかな?小海選手、
「絶対優勝する、と思って走った。宮城に貢献
できて良かった。」と晴れやかに語りました。
名城大主力の、前回の現地応援4年前は2区で応援
した米澤奈々香選手が走れませんでしたが、仙台
育英高勢や米澤選手らOG勢など層が厚かったです。
京都、序盤チームは10位台でしたが徐々に
追い上げ、川村選手は区間賞の走りで、2年連続
となる2位!「前が見えたら追いつきたい。欲を
出せた。」
広島、自身や名城大チームのXで披露したアラレ
ちゃんのコスプレがとても似合っていたり、自身が
描いたアラレちゃんのイラストも上手いアンカー
谷本選手、広島チーム21年ぶりの入賞かつ過去最高
タイとなる3位!「最近は強い広島じゃなかった。
メダルまで届いて嬉しい。」
兵庫県
頑張れー!!
( ;∀;)
太田選手、兵庫チームとしては2年ぶりの入賞
となる7位でのゴール!悔しい思いはあるかも知れま
せんが、最後までタスキをつないでくれてありがとう
と感謝したいです。兵庫チームの監督を務め
られた須磨学園高の浜本憲秀監督、「それぞれが
経験を生かし、また兵庫の代表に戻ってきて
もらえたら。」
(手前から)東京の新谷選手と熊本の矢田みくに
選手(エディオン)。優勝候補だった東京は1区で43位と
出遅れるも12位まで上げてきました。新谷選手は
6人抜き、区間5位。
福井県
頑張れー!!
( ;∀;)
富山県
頑張れー!!
( ;∀;)
香川県
頑張れー!!
( ;∀;)
前回第41回の優勝の大阪の松田瑞生選手
(ダイハツ)。余談ですが、これより前の大阪の
優勝、第33回大会でも松田選手が優勝のゴール
テープを切りましたが、
すごく気合の入った表情のパネルを見て近所の子供が
「怖い…」と言ったそうで、第41回の時は笑顔を意識
したそうです(*^▽^*)。
昼ごはん食べようと屋台村へ向かっていると、
選手や関係者の人達が大勢公園内を歩いていましたが、
兵庫の石松愛朱加選手(名城大)も兵庫のチームメイト達
と笑顔で談笑していました。大会を終えて選手達が
リラックスしている表情見るのが好きです。違うチーム
同士で談笑している選手達も。屋台村では岩手など出店
しているチームの選手達が県人会の皆さんに報告をしたり
食事をしたりしている中で、1区を走った大分の奥本菜瑠海
選手(大分東明高)が取材を受けていました。
青森の生姜味噌おでんを食べようと思ったら既に
人がいなかったので