明けましておめでとうございます。

かつてそれは精神分析学の本から始りました。

四十年くらい前、総合格闘技の構成や技術がある程度終わった時、

私に課せられた研究は武道の精神面の事でした。

強い心とは?そもそも心とは?その方法とは?

研究するにも医療に携わる本と、歴史書しかなかったのです。

精神分析学はフロイトやユングに始まり、NLPをも研究し、

本格的にミルトンエリクソン(現代催眠)の会を作って勉強しました。

ユングの普遍的無意識に注目していた頃、

靖国問題が起こります。

私は小学生の頃、父親に連れられて靖国神社に行き、

展示されていた回天(潜水艦)の前で写真を撮ったのを覚えていました。

戦争や特攻を美化するのではなく、

命を懸けて国を護った英霊を蔑む事が許せませんでした。

その時、前野徹さんの「新歴史の真実」という本を読んだのは、
最高のタイミングでした。

歴史が違うと率直に感じ、更に様々な本を読みあさります。

私は知覧の特攻基地跡に先人の魂に触れたいと思い、

自然に足が鹿児島に向いていました。

行きの電車の中で、

工藤雪枝さんの「特攻へのレクイエム」を読み、

一人嗚咽を漏らしながら泣いていたのです。

数十年が経ち、地元の知覧警察で講演をしたときは感無量でした。

勿論、内容は特攻隊の話です。


いつの間にか思想の先生たちに会う機会に恵まれ、

歴史観や世界情勢、右だけではない各思想を深く研究させて頂きました。

その中には国際ジャーナリストや、国会議員さん、会社の重役の方もいらっしゃいました。

彼たちは異常な情報量と信念を持ち、夜通し話し合いをすることもありました。

大航海時代、幕末、日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦、シベリア出兵、満州事変、中華事変、大東亜戦争、東京裁判問題、

南京大虐殺問題、731毒ガス部隊、慰安婦問題、徴用工問題

現代世界情勢、


私達は様々な情報を得て、

信念を持ち、

生きて行かなくてはなりません。


現在のウクライナ戦争を見て、

或いは、私達に取り巻く近隣諸国情勢や、

きな臭くなってきた世界情勢に、

明日は我が身と感じる方は多いと思われます。

私が提唱していた事にやっと気が付いてくれたか、

という感じでしかありません。

何かあった時、アメリカや国連が助けてくれる?

日本は九条があるから大丈夫?

もし本当にそう思っている人は、さすがにもういないでしょう。

92年アメリカのあるシンクタンクは、ロシア、中国、ドイツ、日本等が、台頭しないように封じ込めなくてはならないと画策していました。

勿論、世界は見方であっもそれを踏まえての関係です。


パパブッシュは冷戦が終わったソビエトのゴルバチョフやエリチンに、

ヨーロッパのNATOは、絶対に今のまま西側から動かないと、
何度も何度も約束しましたが、

クリントン、オバマの時代に簡単に破り続け、今やジョージアまでがNATO加盟国になろうとしています。

おまけに西側資本家がロシアに入り込み、石油利権や鉱山資源を貪り、

異常に安い値段でさばかれました。

その負債額は50兆円とも言われ、

二三年でロシアのGDPは半分まで落ち込んだのです。

幕末日本の金の流出事件のようなものですね。

これらオリガルヒと言われる者達の横行に怒ったプーチンは、

彼らの権利を止めそれら事業をロシアの国営にします。


ウクライナでは親ロシア派の大統領が選挙で生まれると、

ウクライナは右翼団体を使い、
革命を起こし大統領を失脚させ、

親ロシア派が住む、東部地方に介入し住民を虐殺します。

それに対しプーチンは逆に私兵団として、ワグネル等を送り込んだのでした。

この最初に仕掛けたバックにいるのは…


我々の心情は民主主義陣営として、ウクライナにあるでしょうが、

その裏側に何があるのかも悟っていなくてはなりません。

西側陣営にいる私達ですが、

同盟がどうのこうのと言ってる場合でもないのです。

やり過ぎたらやられるし、このまま責任無くいてもやられます。

真の政治家はまた現れないでしょうか!

選挙や雑念だけを考えるのではない国際的な人

今回のイスラエル・ハマス問題で、バイデン大統領が、民主党が、共和党が、

異常なくらい媚びるように、即、イスラエル支持を出しました。

アメリカの人口の約2パーセントたらずのユダヤロビー団体、エイパックの異常な強さに何を思いますか?

その中心で猛威を振るうネオコン、前身はOSS、

またその前身はウイルソン大統領からの目に見えない力。

決して陰謀論ではない事が解りますね。

何とか神田明神近くにこの主旨を貫徹出来るプリシプル道場が望まれます。

何故ならグローバルと言う中で大切な多様化という言葉は、

相手の文化を理解し合うことで、

文化を壊したり媚びてマネし過ぎたりすることではありません。

文化に誇りを持ち、多文化を理解し、悪いものは悪いとしましょう。

世界に通じる日本の姿を魅せましょう。