ダイエットを成功させるためには、まず自分の体を知る事が大切です。 思い込みではなく、数値で現状を把握することで、自分に合ったダイエット方法を見つけることができます。
1. 適正体重をチェック
まずは、自分の身長から適正体重を判断しましょう。
計算式
- 男性: 身長 (m) × 身長 (m) × 22
- 女性: 身長 (m) × 身長 (m) × 21
2. BMIをチェック
BMIは、Body Mass Index(体格指数)の略で、肥満度を判定するために国際的に用いられている指数です。
計算式
- BMI = 体重 (kg) ÷ 身長 (m) × 身長 (m)
BMIの判定基準
- 18.5未満: 低体重
- 18.5~24.9: 普通体重
- 25~29.9: 過体重
- 30以上: 肥満
医学的に最も病気になりにくい健康的な数値は22と言われています。
3. 体脂肪率をチェック
体脂肪率は、体重に占める体脂肪量の割合です。男性と女性では、体脂肪量の基準が異なります。
体脂肪率の正常範囲
- 男性: 17~23%
- 女性: 21~33%
体脂肪率は、体組成計で測ることができます。
4. 体脂肪率とBMI値で体内のバランスをチェック
以下の表を使って、体脂肪率とBMI値をもとに、あなたの体内のバランスをチェックしてみましょう。
体脂肪率 | BMI | 状態 | 目指すべき状態 |
10%未満 | 18.5未満 | 低脂肪 | 体重を増やす |
10~19% | 18.5~24.9 | 適正 | 維持 |
20~29% | 25~29.9 | 過脂肪 | 体脂肪を減らす |
30%以上 | 30以上 | 肥満 | 体脂肪を減らす |
肥満について
肥満とは、体に過剰な脂肪が蓄積した状態のことを言います。肥満を解消する目的は、単にかっこよく・きれいに痩せるという美容面だけでなく、糖尿病や動脈硬化など、いわゆる生活習慣病を予防することにもあります。
肥満には、内臓脂肪型肥満と皮下脂肪型肥満の2つのタイプがあります。
- 内臓脂肪型肥満: お腹周りに脂肪がつきやすく、生活習慣病のリスクが高い
- 皮下脂肪型肥満: 太ももや二の腕など、皮下に脂肪がつきやすい
特に、内臓脂肪型肥満は注意が必要です。 内臓脂肪は、血糖値や血圧、脂質を上昇させるホルモンを分泌するため、生活習慣病の発症リスクを高めます。
肥満を解消することで、生活習慣病の予防に繋がり、健康的な体づくりができます。
このブログ記事を参考に、ぜひ自分の体を知り、自分に合ったダイエット方法を見つけてください。
参考情報
- 厚生労働省 - e-ヘルスネット [無効な URL を削除しました]
- 国立健康・栄養研究所 - 体重・体脂肪の測定 [無効な URL を削除しました]
## まとめ
- ウェイトマネジメントを始める前に、まずは自分の体を知る
- 適正体重、BMI、体脂肪率をチェック
- 体脂肪率とBMI値で体内のバランスをチェック
- 肥満の種類とリスクを知る
- 肥満を解消して、健康的な体づくりを目指そう
このブログ記事が、あなたの健康的な体づくりのお役に立てば幸いです。