★高中正義①
こんにちは、伊達誠です。
このブログも随分と記事が増えてきたなと思い、数えてみたら80記事近くまで来ていました。
そして、数えていてある事に気付きました。
「フュージョンの記事が一つもないじゃんか!」と・・・。
ということで、今回はフュージョン系のミュージシャンをご紹介します。
普通80年代でフュージョンといえば、T-SQUAREやカシオペアあたりがメジャーだと思います。
でも今回は、伊達自身が一番よく聴いているミュージシャンをご紹介します。
ギターの高中正義です。
高中正義を知らない方も多いと思います。まずテレビには出ませんからね。
でも知っている方はディープに知っているのではないでしょうか?
伊達も70年代の終わりのころから、かれこれ30年は彼のサウンドを聴いています。そして30年が経った今でも飽きることはありません。
一番聴いていたのは高校生の頃だったと思います。
高中正義は、自他共に認める日本を代表するギタリストです。
まだ20歳にもなっていない72年に、伝説のロックバンド「サディスティック・ミカ・バンド」にギタリストとして参加。
当時から高中正義のプレイは、他の追随を許さない完璧なものでした。
76年には初のソロアルバム「セイシェルズ」をリリース。
トロピカルな香が漂うフュージョン系のギターサウンドを展開しています。
ちなみにソロデビューの時は自分でボーカルもとる予定でしたが、「歌は苦手」ということで取りやめになっています。
でも彼のギタープレイを聴いていると、「ギターが歌ってる」と錯覚する時があります。
それではこの辺で彼の代表曲の中の一曲「READY TO FLY」を聴いてみましょう。
(音が出ます↓)
http://www.youtube.com/watch?v=9xkwEREFJnc
CDで聴ける「READY TO FLY」とは違って、少しアレンジされてますね。
あと高中正義はステージ衣装がド派手なのでも有名でした。
70年代から金色のジャケットに金髪、緑髪のスタイルで目立っていました。
さすがに今はやってませんが・・・。
伊達が高中正義のサウンドを初めて聴いたのは、70年代の終わり頃だったと思います。
パイオニアのスピーカーのテレビCMで、今の「READY TO FLY」や「BLUE LAGOON」などが使われていました。
初めて彼のギターのサウンドを聴いた時は、本当に鳥肌が立ちました。素直に「すげ~!」と思いました。
それ以来彼のアルバムは何枚も買っています。
もう1曲ご紹介しましょう。
81年に発売されたアルバム「虹伝説」から「TUNDER STORM」という曲です。
この曲はプロレスラーの天竜源一郎のリングインテーマ曲に使われています。
高中正義を知らない方でも、この曲は聴いたことがあるかもしれません。
(音が出ます↓)
http://www.youtube.com/watch?v=9qYmTP-2o-4
いや~、手の動きが凄いですね~。あれだけギターで表現できれば、歌はいりませんね。
「虹伝説」というアルバムは、インストゥルメンタルの作品としては異例のセールスを記録したアルバムです。
このアルバム以来、高中正義は不動の地位を築きました。
高中正義は、今でもコンサートやライブで天才プレイヤーとして活躍しています。
彼には手が動かなくなるまでプレーし続けてほしいです。