ハンシンと酒さえあれば 2022春⑤ | よっすぃ~のブログ

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呑み食い遊びのコラム

今回は、先発投手編です。


昨シーズン、阪神は12人の投手を先発で起用し、先発防御率3.04は12球団トップでした。
先発投手別のチーム成績は、以下の通りです。(くどいかもしれませんが、投手個人の成績ではなくチームの成績ですよ。)

・青柳:25試合,16勝7敗2分
・西:24試合,9勝12敗3分
・秋山:23試合,13勝8敗2分
・伊藤:22試合,11勝10敗1分
・ガンケル:20試合,14勝5敗1分
・髙橋:7試合,5勝2敗0分
・アルカンタラ:7試合,2勝4敗1分
・藤浪:6試合,3勝3敗0分
・二保:3試合,1勝2敗0分
・村上:2試合,1勝1敗0分

・西:2試合,1勝1敗0分

・チェン:2試合,1勝1敗0分


20試合以上先発登板した5人のうち、西以外の4人はよくやってくれました。

西が先発した試合で1つでも勝ち越すことができていれば、間違いなく優勝できていたでしょう。(但し、優勝を逃した戦力面での一番の要因は、それとは別のところにありますが。)


西は、投手としての曲がり角に差し掛かった感じですね。

アバウトな制球で力押しできるほどの球威は無くなってきており、きわどいコースを突こうとするとカウントを悪くしてしまい、ストライクを取りにいった球はキレを欠く、という悪循環が見受けられます。

球威よりも精度(キレと制球)を重視したピッチングへとうまくモデルチェンジできればよいのですが、それ相応の日にち薬が必要になるでしょうね。


髙橋は、シーズンを通してローテーションを守れとまでは望みませんが、最低でも15試合以上は先発登板できるだけのコンディショニングをできるようになって欲しいですね。


アルカンタラと藤浪は、いくら中継ぎ投手陣が駒不足だったとはいえ、先発起用に見切りをつけるのが早過ぎました。

あんな中途半端な起用方法では、結局のところ使える投手なのかどうか判断できず、今シーズンにつながるものが何も得られませんでした。


藤浪は、今シーズンはクローザーでとか妄想を吐いている輩どもがいますが、中継ぎでも駄目だった不安定な投手にクローザーが務まるわけないのです。

先発投手なら、3試合に1度試合を潰すようなピッチングをしても残り2試合のピッチング次第でトータルでは勝ち越すことも可能です。ローテーション5,6番手の先発投手なら、それでも合格点でしょう。

一方、クローザーが3試合に1度試合を潰すようなピッチングをしてしまえば、残り2試合に完璧なピッチングをしても15敗30セーブ相当です。そんなクローザー、使えるわけないでしょ。


では、今回はここまで。