2020年NPB セリーグ展望② | よっすぃ~のブログ

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呑み食い遊びのコラム

昨シーズンは、読売が77勝64敗2分,勝ち越し13で優勝しました。

山口が15勝4敗というキャリアハイの成績を残しましたが、彼の実力からするとできすぎでしたね。
彼本来の実力通りの、例えば10勝9敗の成績であったならば、読売の勝ち越しは3でした。差し引き10の勝ち越しが他チームのものとなるのですから、勝ち越し10未満の大接戦での優勝争いとなった末、優勝したのは他チームだったでしょう。
しかし、こんなシーズンはごく稀であり、今シーズンは交流戦でセリーグのチームが軒並み負け越すことがないのですから、120試合制とはいえ優勝チームの勝ち越し数は最低でも10以上必要と考えるべきでしょう。

また今シーズンは、火~月曜日の1週間に原則6試合を消化していく日程ですので、先発投手を6人揃えることができるチームが圧倒的に有利になります。

では、上記の前提を基に、各チームの優勝可能性を考察していきましょう。なお、【 】内の数値は昨シーズンのチーム成績、丸数字はリーグでの順位を示します。

1.読売【防御率:3.77④,OPS:0.757①】
けっして強くない投手陣から、山口が抜けました。
坂本,丸,岡本が並ぶ打撃陣は強力ですが、昨シーズンから更に上積みして弱い投手陣をカバーできるとは考え難いです。
選手層が厚いチームですから、誰か大化けする投手が出てくれば、というところでしょう。

2.DeNA【防御率:3.93⑤,OPS:0.713④】
投手陣では、昨シーズン途中からの東の離脱が痛いですね。
打撃陣も、主砲の筒香が抜たことで、オースティンや佐野が活躍したとして、昨シーズン並みならば上々とみます。
となると、残念ながら優勝は難しいでしょう。

3.阪神【防御率:3.46①,OPS:0.681⑥】
投手陣は、先発,救援とも文句なしにリーグ随一でしょう。
問題の打撃陣も、ボーアの加入と若手のレベルアップにより、昨シーズンより得点力が向上しているとみます。
総合的にみて、最も優勝に近いチームであると判断します。

続きは次回。