過渡期なのか | 悪性胸膜中皮腫と診断を受けて8年目を迎えましたが、いよいよ来たかな

悪性胸膜中皮腫と診断を受けて8年目を迎えましたが、いよいよ来たかな

平成28年7月突然の「悪性胸膜中皮腫」確定診断。その後「中皮腫サポートキャラバン隊」中心に全国行脚を展開しながら治療を続けてきました。お蔭で7年を経過致しました。ここにきて、腫瘍が両肺多発転移してあることが分かり、これからは好きなことをしていきます。

皆さん、こんにちはおねがい





最近、患者さんのご不幸や体調の優れない患者さんたちがちょっと多くなってきた感が否めません。



これは私だけのあくまでも推測なんですが、オプジーボの過渡期かなあと。


一昨年8月23日に承認を受けたオプジーボもそれから胸膜中皮腫患者には一気に使用されました。

その後も、ファーストラインをアリムタ+シスプラチン、その後のセカンドラインとしてオプジーボへと患者さんの殆んどが使用しました。

が、実際の奏功率は、アリムタ+シスプラチン同様にオプジーボも約30%、その上約100種類近くある副作用に多くの患者さんが悩まされています。

だからと言って、オプジーボは悪い薬ではありません。現に奏功して腫瘍が消えたり、奏功したりしている患者さんもいます。

しかしながら、投薬を続けていく上で、副作用がキツく中断、中止をせざるを得ない患者さんや全く効果のなかった患者さんが出てきます。

その後、病院サイドで新たな薬の処方や投薬、あるいは緩和療法などで模索しだしているのが今ではないかと思えます。

オプジーボが承認されて1年4ヶ月、オプジーボをやったけれど、奏功しなかった。新たな薬を試したけど奏功しなかった。

そんな患者さんたちが体調を崩していくんじゃないかと思うんです。



そうなら、また新たな薬が出てくるように開発要請、また陳情や協力もしていかなくてはいけません。

悠長に待っていては、遅くなる一方です。

これからまた臨床試験や情報を収集して、状況の把握に努めます。



本当にもう悲しい思いはしたくないです。

少しでも早い新薬が次々とできることを願うばかりです。



Iさんの通夜、葬儀が今日、明日と決まりました。

両日とも参列できますので、見送ってきます。