今まで介護士の仕事しかした事が無く、包丁も握った事も無い自分が飲食店経営者を志すわけですからこの先の試練も厳しかったですね。


親戚の会社に入社して初めに配属されたのはうどん屋さんで、カウンターが20席ぐらいで2階に座敷が有り、そこでうどんすきや、一品料理を提供している店です。


そこで働いているスタッフは店長と昼のパートさんは年上でしたが、学生さんも居て年下の上司にうどんの手解きをされる立場でした。


入社後の1週間は仕事の流れを覚える為に隅っこに立たされてひたすら声出しでしたね。一つの場所にひたすら立ち続けるのはこんなに辛いものなのか?と当時は思ってました。


1週間が過ぎ今度は皿洗い。営業部長さんには残飯にはその店の評価が出ていると言われました。


今となれば非常に重要な事なんですが、美味しい物を食べた時は舐めるように食べているんです。美味しくなかったら残して何も言わずに帰る、その違いに気づけるか?気づかないか?はとても重要な事ですね。


洗い場の仕事は1ヶ月程やりました。


そして厨房の真ん中の仕事をやり始めました。工程は湯掻き上がったうどんに具を入れて出汁を入れる。


うどん鉢はメニュー毎に鉢の種類が違うのでまず鉢の種類を覚えていく。すぐに覚えないとピーク時にはとてもついていけません。


あと大事なのは盛り付け、早い提供だけではダメで盛り付けも綺麗でなおかつ早い提供。


私は初めの頃はモタつく事が多く周りに迷惑をかける事が多かったです。モタつく事が多かった事が原因でなかなか次の工程にはいけなかったですね。


やっとその工程に慣れてきて今度は機械を使ってのうどん打ちです。