修行をしに行った会社は材料のほとんどをセントラルキッチンで製造し各店舗で盛り付け、あるいは加工する体制を取っていました。


そのような体制で有るので、比較的経験が浅い人や学生、主婦などでも簡単に調理することはできました。


うどん生地はセントラルキッチンで製造されたものを、各店舗に有る製麺機で加工して茹でて出します。


私も初めて製麺機に挑戦しました。ベテランの人がやると簡単そうに見えるのですが、今のうどん製麺機のように細かく設定して目安に出来るものが全く無いんですね。


全てがうどんを作る人のカンです。なので下手くそが作ると作るたびに太さの違ううどんになったりします。


大きな横に広いうどん釜を使って一度に四つの生地を湯がける釜だったので素早く動かなきゃならない。


忙しい時は釜から直接箸でうどんを掬って一人前の玉にしなきゃならなかったので、メガネは曇るから曇り止めをしなきゃいけない。


ここの場を任されてる人は正確に早く作業をしないと全体の業務に支障をきたすところなので、任された時はいつも緊張してました。


慣れたらそうでもないんですが、完全に湧きだってる熱湯の前に立ってうどんを箸で掬うので暑いし、急かされるし腕は火傷をするし、慣れてないから仕方ないんですね。


この頃は全てにおいて四苦八苦してました。