おれにはいくつか基地がある。
基地を汚したくないし汚されたくない。
でも汚れっていうのは人の気配。
誰かがここにいたという証拠。
汚れのかたちっていうのは脳みその回路そのものに見えるとは思わないか。
おれは思うよ。
でもおれの基地を汚されるのはやっぱりいやだな。
おれが完全に気持ちがいい世界にしたいんだ。
他人の世界に生きたくはない。
みんな同じだろ。
だからこそ、おまえと重なる部分ってすごく大切だと思えるんだ。
おまえが無理におれにあわせたり、おれがおまえに気をつかったり。
そういうことじゃなくて。
自然に重なる部分が。
そういうの、口に出して言わないよな。
言葉にできない。
模様みたいに狭い場所をうごめいてる。
なんとなくお互い感じてうれしくなる。
気持ちいいだろ。
窮屈でさ。
世界がせまくなるぜ。
