ミスキム | ジャスミンライス流星群

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タイガーシノハラ オフィシャルブログ

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 あの夜、君はたくさんのことを話した。
 すごくみっともないこととかを自慢げに語った。
 君は何も着ていなかった。
 君はすごくだめな子だった。
 ぼくはもうすごく眠くて今にも眠りそうだった。
 ぼくは君の大切な部分をなでていたから思うことができた。
 ぼくが世界にとってまだ価値がある人間だということを。
 君はずっとしゃべっていた。
 そんなふうにしゃべる女だなんて知らなかった。
 もうやめてほしかったけど、それを言ったらわがままだと思った。

 ぼくはずっと君に迷惑をかけてきたんだから。
 これまでずっとぼくは君を欲しがってた。
 君は逃げることでしか正気を保つことができなかった。

 君は話し続けた。
 泣いているのかと思った。
 そうじゃなかった。
 心が病気のように君は得意げだった。

 本当にこれはおれが欲しがってたものなのか。

 もうよせ、とおれはそう言った。
 赤黒い器官の毛細血管に血が巡らなくなった。
 もうやめてくれと思った。

 おまえは言った。
 ごめんね。
 もうよすよ。
 ちょっと時間が過ぎた頃だった。午前四時くらいだった。
 カーテンから空が白くなってきたから。
 恥ずかしそうにおまえは言ったんだ。
 ごめんね。本当に。
 おれは器じゃなかった。そう思った。

 でも、それでやっとおれも夢中になった。
 確かにおれは小さな男だった。

 おれはそんなことばっかだよ。
 おまえのせいじゃないさ。
 好きだよ。
 大好きだよ。
 ミスキム。