時が満ちて…☆「般若心経」

こにゃにゃちわっ

姫オーラよーこりんですっ。

近年は、般若心経ブームだそうです。

次のお仕事のテーマということもあり
読みやすそうなものから

色々読んでいます。

「プレジデント」からも別冊で出ていてびっくり

故・河合隼雄先生のインタビューも載っていますわっ。

冒頭の１ページで心を射抜かれたのは

瀬戸内寂聴さまのこの本。

あまりにポピュラーな般若心経を、

日本人なら、生きてゆく途上のどこかで耳にしている。

空気の呼吸のように聞こえる蝉時雨や虫の声を、

私たちは当然、そこに聞こえるものとして聞き流している。

それらがいつもの声とちがって、

ふと、心に染み入るように聞こえたり、耳をすましてみたくなる時がある。

そういう時は、自分の心に、心のゆとりや感傷がある時であろう。

般若心経も、何気なく聞き流していたものが、

ふと、その意味について知りたいと思い、真意を理解したいと思う時がある。

その時が、自分と般若心経との縁が、しっかりと結ばれた時である。

そう、自分の目に心に、瑞々しく興味を持って飛び込んでくる情報は

すべてそうなんだけれど、

ある時までは、視界を聴覚をただ流れていくだけの物事が

突然、興味深く思えたり、今の自分に必要に思えたり、

そして、渇望するように、こちらから情報を求めに行くことがあります。

それが「満を持す」……時が満ちるということなんだろうけれど

なんとも不思議ですわよね……。

というわけで、寂聴先生の「般若心経」は、

人間の人生や生き死にの普遍的なことわりや

仏教の歴史と教えが語り口調で収録されていて、とてもおすすめですわっ☆

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