こにゃにゃちわっ
姫オーラ
よーこりんですっ。
みなさま、お正月はいかがお過ごしだったでしょう。
わたくちはお正月に実家以外で過ごすのは初めてという両親とともに
都内で初めて、家族で過ごしておりまちた。
昨年の秋頃に、新年は温泉やリゾートとかで過ごしたいという母の希望で、
あれこれ探してみたけれど、
良いところは既に満室で、もしくは、海外旅行並みの金額になっていたので
だったら、都内の方が空いていて、お店も開いているし
無理してどこかへ行かなくても、きっとのんびりできるよと東京のホテルを予約。
外食続きだときっと落ち着かないし、年末年始は料金も高めなので、
大晦日はサプライズで、我が家にセッティング。
実はわたくちも、両親をこうやって改まっておもてなしするのは
はじめてのことで、結構イベント気分
ゆっくり会話を楽しみたいから、あまりキッチンに立ちっぱなしにならないよう、
メインはお寿司を予約しておいて、一応、おせちらしきものも。
友人が、重箱におかずを詰める気分のことを「人生と同じですね♪」と喩えていたけれど、
なんのことはないおかずでも、重箱に詰めるとわくわく感が増しますわよね
蓋を開ける時の期待感も好き
１段目は、なんちゃっておせち。
わさび漬けをたっぷり詰めた紅白かまぼこ、
かずのこと切り昆布、するめの松前漬けに
豆きんとん、はまぐりや海老、ごまめの佃煮（？）に、箸休めにらっきょう。
らっきょうは、１日１個食べると血液サラサラ、むくみ解消になるのだそう。
下の段は、おつまみ的なサラダ。
合鴨のスモークと林檎のスライス、ハーブ、
炒ったマカデミアンナッツをドレッシングで和えて、黒胡椒をたっぷり。
昆布と牛筋が中心の、そのまま飲めるごく薄味のお出汁で
煮物、お椀ものを兼ねて、おでんを。
あとはロゼのシャンパンと、
飲み口の良い日本酒を開けて。
わたくち、長女であったり、偏屈であったり、若い頃、親泣かせであったことで
家族への愛情や感情の表現がけっこう苦手です
そんなわたくちのもてなしに家族がとても喜んでくれたことが意外で、
そして、家族の喜びが私の大きな喜びとして還ってくるという
自分の心の変化も、また意外でありました。
昨年は、ともすると、無常観や空しさに囚われそうになる私の心の方向を
愛と光の方向へ、何度も軌道修正してくださった方がいた。
一度、からだについた歪みのクセを治すのに、整体を何度も行わなければいけないように
自分の心のクセも、何度もしつこく自分と向き合わなければいけないことを
つくづく思い知らされます。
たまたまお目にかかった、とても高名な霊能者さまが、私を「空」だと称してくださいました。
「あなたは人に求めない、詮索しない、心がうるさくない。
だから、あなたと居ると心地よいわ」と。
それはとてもうれしい称賛だったのだけれど、
考えると私は、「執着」や「期待」をあまり持たないよう、いや、むしろ捨てるように、
自分に言い聞かせて生きてきたのだと思います。
期待しなければ裏切られないし、悲しまない、
執着するのはかっこ悪いし、恨みも持ってしまう。
執着しなければ、かんたんに手放すことができると。
それはきっと、自分の幼少期に親と離れたり、お金で苦労をしたりして、
辛い、寂しいという気持ちからの自己防衛だったのかなと、
自分を見つめていて、気づきました。
私には、生への執着も、寂しさもないと思っていたのですが
それは、インナーチャイルドが被っている殻だったのかも……と。
ほかの高齢の霊能者さまから、
「生きたいと真剣に思わなければ開かないし、本当の力を出せない」
という言葉を聞いた時、ハッとしました
私はむしろ逆に
「明日死んでもいいと思おう。そのために今日を生きよう」と思ってきた傾向があります。
嫌な事も良い事も、平準に客観的であろう、だから、試練があると、粘らない、深入りしない。
諦めて、するりと移動しちゃう傾向があったのです。
「私の人生は、どこへ行っても何度生まれ変わっても、きっとこんなものなのだろう」と。
でも、それは、「試練を克服しなければ、また次に同じカードを引く」という
天の采配による現象だったのだな、ということに気づいた年でした。
今後は向き合って、乗り越えられるかな、乗り越えたいなーと思ってます。
同じことを繰り返している方が、らくちんなんだけどね
東の空には、爪の先ほどの薄い三日月。
地平線から橙色の光が、夜を押し上げてきました。
日の出を待つ飛行機が旋回し、その飛行機雲が茜色に染まっていきます。
この瞬間を何千万人の方が、固唾を飲んで見守っているのですね。
光が満ちて、そしてあっけないほどすぐに、陽は天に昇っていきます。
今まで地球の至るところで、何百億回と繰り返されてきたこの景色を、あと何回見られるかな。
毎日見過ごしている光景の意味を、年に１度、こうやって深く考えさせられます。
今自分が存在して、この太陽の温かさを、自分の生を感じていることの不思議を
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