前回の続きです。
必ず、その1とその2を順番にご覧になった上、このお話をご覧ください。
金髪メンバークイズ大会の結果発表です!
ひな:これだけあれば、しばらくは困りませんね。
うたね:私でしょうか。
アリス:まだ呼ばれたくない!
アリス:えっ?
アリス:食べ物だわ。嬉しい!
さくら:お米2キロより値段高いのに、もったいねぇな!
うたね:アリスちゃんなら、お米2キロでもすぐなくなりますね。
みさき:絶対私じゃない。
うたね:嬉しいです!
うたね:ファンヒーター、愛猫のために欲しかったんです!
END
あとがきです。
金髪メンバー4人のクイズ大会でした。今回は、人数が少ないので、入賞率が高いです。みさきさんがとても悔しそうですね。
撮影日(11月25日)、朝7時半のアラームのあと寝て、9時頃起きました。撮影部屋に着いたのは、40分くらいだと思います。
撮影が終わったのは、12時前です。帰宅後、荷物を持ち替え、ドラッグストアに昼食を買いに行きました。昼食ではないですが、コンビニにも行きました。
野菜を刻んだり、パスタを茹でたりなど調理をし、食べて14時半頃から家事を始めました。
以下、クイズの解説です。
2問目、1896年に起きた、イギリスとザンジバルの戦争は、わずか40分という短い時間で終結しました。ギネス記録に登録されています。
なぜ1時間もせずに戦争が終わってしまったのかというと、もちろん圧倒的な戦力差です。
ザンジバルは、19世紀初頭には、インド洋に面する、アフリカの東側の海岸を支配する列強国だったのです。
しかし、ヨーロッパがアフリカへ進出し、アフリカの国々を分割し、植民地支配が始まり、勢力は弱まってしまいました。
海岸一帯を支配していた権益についても全部失ってしまい、小国となってしまいました。
ザンジバルの当時の最高権力者は、イギリスの植民地支配に協力的でしたが、国内にはこれを良く思わない勢力が存在しました。
それは、最高権力者の甥(バルガシュ)の勢力でした。1896年8月25日、事件が起きました。
現政権に不満のあったバルガシュが、クーデターを起こし、最高権力者を殺害し、新たな最高権力者を名乗りました。
これにイギリスも黙ってはいられません。バルガシュを新たな最高権力者とは認めず、別の人物(ムハンマド)を最高権力者候補として擁立しました。
ムハンマドの名前で、バルガシュが権利者を退くことを命令したのです。この命令を、バルガシュが聞き入れることはありませんでした。
イギリス側の勢力は、植民地支配に協力的な、ムハンマドの軍勢です。
それに対してザンジバル側の勢力は、イギリスの植民地支配に不満を持ち、クーデターを起こしたバルガシュの軍勢です。
イギリス・ザンジバル戦争が開戦したのは、1896年8月27日午前9時でした。
クーデターに成功したバルガシュの軍勢は、その数においてムハンマドの軍勢を圧倒していました。
ムハンマドは兵力が少ないため、イギリスに頼って戦争するしかなかったのです。
当時のイギリスの戦艦は最新鋭だったので、圧倒的な火力を持ち、バルガシュ軍の船を沈没させました。
そして、ザンジバルの王宮に向けて砲撃をした結果、ザンジバルの王宮は一瞬で崩れ落ち、廃墟と化しました。
その結果、多くの兵士が逃亡し、バルガシュ自身もドイツ領事館に逃げ込み、イギリス・ザンジバル戦争はわずか40分で終結しました。
バルガシュ軍は約500名の死者を出し、ムハンマド軍はひとりの死者も出さなかったとされています。
この戦争がスピード終結したのは、バルガシュが兵力で上回っていた慢心と、イギリスとの海軍力に大きな差があったからなのでしょう。
3問目、サッカー戦争は、中米のエルサルバドルとホンジュラスの間で、1969年7月に戦われた戦争で、100時間戦争とも呼ばれています。
1969年、ホンジュラスが土地改革を実施した際、エルサルバドルからの越境農民を国外追放したら、彼らが虐待されたというニュースが伝わりました。
そのときサン・サルバドルで開催された両国チームによるワールド・カップ・サッカー試合を契機に戦端が開かれました。
7月14日、エルサルバドルがホンジュラスに侵攻し、戦闘は100時間続きました。1980年、平和条約が締結されました。
懸案の国境問題は未解決です。エルサルバドルの内戦による難民がホンジュラスへ流入しつづけたため、両国の緊張関係は1980年代中続きました。
6問目、日本で初めてルイヴィトンの製品を購入したのは、板垣退助です。問題とは外れますが、あの名言について説明します。
板垣退助の死因は、暗殺です。刺殺のようですが、亡くなる前に、板垣死すとも自由は死せずとは言っていません。
27センチの短剣で刺されたのですから、名言を考える余裕も、言う余裕もないと思います。
7問目、飛行機は、ガソリンではなく、灯油で動いています。ストーブに使われる一般的な灯油ではないそうです。
飛行機は、上空の寒くて気圧の低いところを飛ぶので、普通の灯油や不純物の多いガソリンだと凍ってしまいます。
そのため、灯油の中の水分を除去した、極めて純度の高い灯油を使用しています。ケロシンという燃料です。
灯油は英語でKerosene(ケロシン)と言います。関係ないですが、トラの家ではけろせねと言っています。
灯油は高温・高圧で燃料を消費するため、ガソリンのような揮発性の高い燃料は必要ありません。
飛行機がエンジンを動かすとき、前のほうから大量の空気を吸い込み、その空気がエンジンに入ってくる時に高温になります。
ものすごく速いスピードで空気が入って圧縮されるため、燃えやすいのです。意外ですよね。
なので、ガソリンのように燃えやすい燃料でなくても、灯油に近い燃料で飛行機のエンジンは動かせます。
そもそも、ガソリンは爆発の危険もある危険物なので、飛行機には持ち込めません。
9問目、アルプス一万尺の山は、日本アルプスのことです。メロディだけがアメリカに伝わってきて、歌詞は日本で作詞されました。
元のメロディは、アメリカ民謡のヤンキー・ドゥードゥルで、独立戦争の頃の愛国歌として親しまれいました。
残念ながら、楽曲や歌詞のルーツは、はっきりとはわかっていないようです。
ヤンキーの意味は、独立戦争のときにイギリス軍が植民地軍のアメリカ軍を蔑んで言った言葉です。
ドゥードゥルは、間抜けという意味なので、間抜けなアメリカ軍という意味になります。
日本語の歌詞については、アルプス一万尺 小槍の上で アルペン踊りを踊りましょうが、ん?って思う人が多いと思います。
アルプス一万尺のアルプスは、スイスの山だと思われがちですが、日本アルプスの槍ヶ岳のことを指します。
一尺は約30.3センチの長さで、一万尺は約3030メートルです。槍ヶ岳の標高は3180メートルなので、一万尺とほぼ同じ高さになります。
小槍は、子ヤギと思われがちですが、違います。子ヤギの上で踊ったら、子ヤギがかわいそうです。
小槍とは、物を突く槍ではなく、槍ヶ岳の山頂付近にある100メートルほど突き出た岩のことです。
槍ヶ岳の頂上は大槍(おおやり)、西側に小槍(こやり)、孫槍(まごやり)、曽孫槍(ひこやり)などの岩があります。
アルペン踊りのアルペンは、ドイツ語でアルプス山脈のことを指します。アルペン踊りという名の踊りが正式にあるわけではありません。
アルプス一万尺は1番の歌詞が良く知られていますが、作詞者不詳で29番まで続くバージョンがあります。
一方3、番までのバージョンや、9番までのバージョンもあり、定まってはいません。また、バージョンによって2番の歌詞が違っています。
昨日見た夢 でっかいちいさい 夢だよ のみがリュックしょって 富士登山
や、
おはなばたけで ひるねをすれば ちょうちょがとんできて キスをする
があります。トラは後者しか知らなかったです。
クイズの解説は以上です。次回は、ごちそうシリーズ完結です。
〜次回予告~
うたねは、アリスに手料理を振る舞う。うたねは、楽して料理しようとする。うたねの料理を食べたアリスの感想とは。
楽したのが、いい方向にいったのか、悪い結果になってしまったのか、どっち〜!?
次回、お楽しみに!
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