【優しい男達の話】 | 京都遊び
先日
夫と映画のナイターを観に行った
(観たのはボヘミアン・ラプソディ)

まず

映画館と同じ建物内にある
韓国料理屋で晩御飯を食べた

私はたぶん生まれて初めて
お店でチーズダッカルビを食べた

「私が作る方がはるかに美味しいね」
と夫婦で言い合った

私はググったレシピより
かなり味を濃くしている

だからただ単に
濃い味好きな中年夫婦かもしれない(笑)

まぁ
こんな話はどうでもよくて

チーズダッカルビを食べてから
映画の開始までまだ小一時間あった

なら!と

これまた同じ建物内の
ゲームセンターへ行った  

子ども達が小さかった頃には
頻繁に利用していたが

ここ数年は
とんとご無沙汰で

はじめは
UFOキャッチャーで

「犬のお土産にするぬいぐるみ取って!」


夫に何回かチャレンジさせてみたものの
全く取れず…


「そういえば映画のチケットでメダルくれたはず!」

と思い出し
カウンターでメダルを60枚もらってきた

二人並んでベンチに座り
メダルを機械に投げ入れ

穴に落とし
ルーレットを回すゲームをした

終わるかなと思うと

ちょこちょことメダルが戻ってくる


その度に
夫が私にメダルを半分渡してくれた

かなりの時間遊んで
やっとメダルがなくなった
(なぜかホッとした)

そして
ふと幼い頃の記憶が蘇った

まだ私が3歳とかそのくらいの頃
父親とパチンコ屋によく行った
(名古屋のパチンコ屋)

当時は今と違って
子どもが店内に入っても誰も咎めない
(いい時代だった)

私は父の隣のパチンコ台に陣取り
玉をもらって遊んだ

私の玉がなくなると
父がまた玉を分けてくれる

メダルを分けてくれる夫に
昔の父の姿が重なった
(父はまだ存命中(笑))

私の周りには
優しい男達ばかりだ