もし〇〇してたら
なんて
ナンセンスなんだよね
もう随分前にお慕いしているお姉様に
お勧め頂いてから
何度もDVDを借りては
観られずに返却し
この度ついに観ることができました
話の舞台はイギリス
主人公は
グウィネス・パルトロウが演じるヘレン
誰かに似てると思ってたら友達にそっくりだった
さてここからは
ネタバレありまくりで
感想書きますね(長いよ)
これから観ようと思う人は
責任とれませんのでご注意ください
話は主人公のヘレンが会社に遅刻して
クビになることから始まります
意気消沈して家路につくヘレンは
地下鉄へ向かいます
しかし
目の前で電車の扉が閉まり
タイトルはここから→スライディングドア
目の前の電車に乗れなかった人生(A)と
目の前の電車に乗れた人生(B)
それぞれの物語が
交錯しながら映画は進みます
Aは電車に乗れなかっただけでなく
電車が遅れるというアナウンスを受け
タクシーで帰宅しようとするところを
引ったくり未遂にあって頭を怪我します
病院で手当てを受けなんとか家に着くと
同棲中の彼氏の浮気相手が帰った直後
彼氏は挙動不審なんだけど
なんとか誤魔化しながらヘレンを労わります
Bは
電車に間に合って乗れちゃって
座った席の隣の男ジェームスがお喋りで
鬱陶しいぐらいに話しかけてきます
ジェームスの人柄なのか
なぜか打ち解けて仲良くなります
で早々に帰宅したら
彼氏の浮気現場に遭遇
なんてこったですよ
こんな感じで
二つの人生が進みます
一旦横道に逸れるけど
ヘレンについて思うところがあり物申す
会社は広告代理店
男性に混じって優秀だったみたい
でもミーティングがあるのに遅刻するわ
会社の接待用のお酒を無断で拝借するわ
発言も
男性に対して敵対してるし
そもそもこの人の立ち回り方に
問題多し
仕事ができたとしても
男性を舐めてるよね
ヘレンは同棲をしていて
彼氏は作家(売れてなさそう)でヒモ状態
って
ヒモだよヒモ
またこいつが浮気してるのよ
アメリカ人の元カノと
ヘレンって
ダメンズメーカーだよね
ということで
ヘレンってなんか人生間違ってるなと
だからクビになるし浮気されるわけ
因果応報
さらに横道に逸れるけど
彼氏の浮気相手の元カノは
ヒステリックなのがたまに傷
あとBで出てくる男ジェームスが
魅力的な役どころなんだけど
顔がイマイチなのよ
ヒモの彼氏なんかもっとイマイチ
もう少しイケメン使って欲しかったなぁ…
んで
内容に戻ると
最終的にAの人生が本物で
結末言っちゃうけど
Aは最後の最後まで
上手くいってないように見えるの
クビになってから
次のいい仕事が見つからず
チップが少ないウェイトレスを掛け持ちし
こんなはずじゃない感満載
彼氏はなんだか様子が変だし
ヘレンは体調不良かと思ったら妊娠に気づく
ついに彼氏の浮気が明らかになり
さらに浮気相手にも子どもができたのを知る
ドロドーロ
策士の浮気相手に呼び出され
その場を立ち去ろうとし
ヘレンは階段から落ちて
大怪我をし流産
Aは
えっマジ?みたいな展開でした
逆に
Bは一見前向きでいい感じ
間に合って乗った電車で
横に座る男性ジェームズと仲良くなる
電車に乗れちゃって早く家に着いたら
彼氏の浮気現場にばったり遭遇
衝撃現場見ちゃったから
もう落ち込む落ち込む
しかし
電車で会った男性ジェームズに
バーで再会しなぐさめてもらいつつ
髪をバッサリ切り
ジェームズの勧めで会社も立ち上げ独立
ジェームズとはドンドン親密になり…
すっかり恋人へ
さぁ
もっとラブラブって時にOMG
ジェームズとの間に子どもができた
でもジェームズには奥さんがいた!
なんじゃそれ
でも実はジェームズは奥さんとは別居中で
離婚調停中
現在
ジェームズの母親が病気なので
心配させないように
夫婦仲を偽装してただけだった
ならよかったねー
これから二人でラブラブだねー
って絶頂の時に
車にひかれてヘレンは死亡
そんな結末あり⁈
ってBは終わります
で
Aのラストシーンへ
入院中に浮気なヒモ彼氏を振って
人生やり直そうと退院する時
Bの人生で
出会ってるジェームズと
Aの人生では
初めて病院のエレベーターで出会います
ジェームズと言葉を交わし
新たなスタートが!
さあ
上手くいくしかないよねと
希望に満ちた終わり方です
このシーンはわかりにくいですが
非常によくできてる
このお話は
最後の最後まで見ないと
何が言いたいのかわかりません
一見上手くいってるように見えても
そうとは限らない
死ぬ時にわかる
まぁそうだよね
あの時ああすればよかった
なんてのはナンセンス
しなかった
できなかった事を考えても意味がない
人生はどうなるかわからないし
未来は自由
メッセージはいつも山のようにある
と二つの人生を見ながら思いました
この映画を観る少し前に
別の映画を観たんですが
なんとテーマが同じだったと
気づきました
それは
常に最善の選択をしている
ということ
そのもう一つの映画は実話
こちらも面白かったので
また別の記事で書きます