法人と経営者のブランドは2本柱で考える | 世界観プロデューサーTiger(松本大河)の波乗りブランディング・カフェ

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毎年、下手ながらも筆ペンにて書き初めを行うのが新年の恒例行事になりつつあります。1年間、その書いた目標をデスク脇に貼ると、その目標を達成するべく努力できるようになります。

当社は今年2月で法人3期目を迎えます。経営者である私Tigerが先陣を切る様に、パーソナル・ブランディングに力を入れるようにしてきました。今後は、経営者としてのパーソナルブランドと、パイプラインと言う企業のコーポレートブランドは、意識的に2本柱で切り分けて考えていこうとおもいます。

その理由として、Tigerという個人と、パイプラインという企業はほぼ表裏一体になってしまっているし、零細企業だから経営者のキャラやカラーが濃く出るのはしかたないとしても…。先々のことを考えると、パイプラインという企業自体が法人格としての文字通り人格=キャラを持っていないと、いつまでもTigerの個人キャラな企業でしかない=成長の鈍化だな、と考えました。

先ほども、お世話になっている起業家に新年のご挨拶メッセを送ったところ、先方からも新年のご挨拶と共に、有難いことに2014年の初受注となるお声掛けを頂きました。でもこれは、従来お付き合いがあった方からの発注であり、いわば「地上戦」の結果です。

パイプラインは2010年4月に個人事業で創業して、2012年2月に法人化したので。この4年近く、なんとほぼいわゆる「売り込み営業」的な営業活動をしたことがありません。いままでお付き合いのあった先輩や、友人、仲間から御仕事を頂いたり、その口コミやご紹介で、ツタの葉が広がる様な受注体制が中心でした。これも「地上戦」ですね。

自分に対する応援の結果なので、とても有難いことですが、それはパイプラインが受注していると言うよりTigerが受注しているということ。自分のキャパを超えた仕事は手掛けられなくなってしまいます。

昨年の秋、足首を骨折して手術入院する、というトラブルに見舞われました。入院は1日でクリアできたし、特に案件進行に支障をきたすことは無かったし、かえって波乗りに行けない分、大学院通学+経営する会社2つという「万年時間不足」を解消するには、不幸中の幸いだったのですが…。もし長期入院にでもなっていたら、確実に進行に支障をきたし、クライアントにも迷惑を掛けたことでしょう。

よって今年からのパイプラインの企業テーマは「空中戦」。まったく縁のないところからの受注は、Tigerが介在しなくても、キッチリ「パイプライン・クォリティ」で仕上がる様、進行管理体制まで含めて、組織体制を整えていく。そして今までの様に、友人や知人からの御仕事は、自分への応援と捉えて、自らが手がけることで恩返しをする。今後、そのウェイトが、「空中戦」中心に成れた時、はじめて「本当の意味でパイプラインは軌道に乗った」と言えるんだと思います。

その為には、もっと当社が発信しているコンテンツや、誰の目から観てもキャッチーと言える事例を増やして、「当社の案件プロデュース自体が集客できるコンテンツ発信体制」を強化して行きたいと思います。

皆さまの企業でも、経営者さんが、パーソナルブランディングを行っていくことはとても大切ですが、、その経営者が長期不在になったとしても、会社の業績には支障なく業務が回っていく。そんな企業ブランドと組織力の確立に力を入れられることをお薦めしたいと思います。

ワンストップ・ブランディングを手掛ける当社パイプラインがお送りしました♪