またあっという間に、前のブログとの日付が開く…もう、バタバタな人生が止まらない今日この頃。

皆様はどうお過ごしでしょうか。

 

ちょっと前に話した、息子と担任の先生の摩擦。

 

 

ざっくり大問題が起こりました。

 

また、この教師によってクラスで、息子ともう一人…今度はなんと女の子がつるし上げに合いました。そのあと、また、担任の教師からなんか、ぶっ飛んでるメールが飛んできたので、まぁ、教師に返事をする前にまず、うちの息子に話を聞かないとと思って、話をはじめたら、息子がプッツンして、外は暗くなり始めて(しかも14歳以下は一人でフラフラをしてはいけない17以降)に大泣きをして家を飛び出しました。

 

娘とご近所さんに助けていただいて、息子を19時ぐらいに確保するという事件がありました。

状況があまりに悪化するし、義務教育で親としても学校に子供を送り出さないといけないという義務があるのに、このままでは息子の不登校が始まるのではと不安になり、息子を探すのに協力してくださったご近所さんにも勧められ、Jugendamt(児童福祉局)に相談を持ち掛けることになったのですよ。

 

そのあと、なんと分かったのは…

 

息子と同じような状態、またはもっと悪化した状態になっている同級生が全部で7人いるそうです。

ちなみに、息子のクラスの三分の一

ダメすぎます。

 

小学校に常駐しているカウンセラーの先生は、実はSchulamt(教育庁)の所属ではなく、この児童福祉局の管轄になるわけですが、担任の先生から「生徒がおかしい(?)からカウンセリングの必要あり」という理由で送られてきた子供がすでに14人に上ってて、児童福祉局的には「教師に疑いあり」の状態だったところに、息子のこの事件の報告。面談やEメールでのやり取りの後分かったことなのですが、2月末の時点で、教師との摩擦が報告、確認できている生徒は7人で、しかも、不登校気味になっている(病院の診断書をもらって2-3週間の病欠を取っている)生徒がそのうちなんと二人もいるそうです。衝撃的な話でした。ちなみに、うちの息子は名前を知っていたのですが、ママには教えてくれなかった…。変なこと言ったら心配するでしょ…という。

 

が、ぶっちゃけママとしては、突然息子がパニック状態に陥って、家から夜外が暗くても泣きながら飛び出されるほうが心配するから。本当に。(本気で私は頭真っ白になったんだからね!白髪も気持ち増えた気がする)

 

兎も角・・・いろいろありました。

そして、今も現在進行形で起こってます。

 

息子が家を飛び出したあといろいろ手を尽くして、カウンセリングやらいろいろしてマシになったと思ったら、担任の先生の不条理なやらかしで、学校でパニック状態に陥って、迎えに言ったり…(そのあとは、たまたま、大きいスケートの試合の参加があったので、児童福祉局の担当者にも相談し、試合参加を表向きの理由にして急遽3日間学校を休ませて教師と取らせたり…

 

息子が学校を考究している間に不登校気味になっている子が一人、何とかクラスに戻ってこれたようなのですが、その週の終わりの金曜日には、新たに2人、2週間の病欠(精神的なもの)になった子が出たり…

 

そして、こんなにダメな状態なのに、学校や教育庁は「教師不足」を理由に担任の変更ができないのです。

息子曰く、あまりにひどいので、最近は一日に数回、いろいろな先生が様子を見にクラスに来てくれるそうなので、前ほどひどくはないのですが、ほかの先生がいないと本当にヤバいみたいです。

 

私なりに、この問題が発生してから、子供がかわいい…になりすぎないように、極力気を付けながら分析したのですが、


担任の先生は

  • 教師であるけどクラスの子供達とは「親しい」間柄でいたい
  • でも、教師としての力を使うことが多い上に、生徒と話をするときに「禁止」「ダメだ」「ルールを守らないものは罰を受けるべきだ」という言葉を頻繁に使う

 

というわけで、ともかく教師としてちぐはぐ?思春期に差し掛かっている子供達には通じないのですよ

 

ぶっちゃけ、私の個人的な担任の先生に関する印象としてはですね、あまり苦労をしないでここまで来たのかなぁ…大人の一人の人としてのの経験値があまり高くないのかな…というものなんですよね。 すぐパニックになるし、子供達にただただ振り回されてる感が常にあり、コントロールが効かなくなると、教師としての権力をすぐ振りかざす…。で、彼としては、いろいろな子供達に「まんべんなく」力業でコンタクトをしているつもりなのだと思うのですが、力業で言っている子供は、思春期が始まっている子供達だけなのですよ…(観察力がない)。

 

また、最近の教師(や幼稚園、学童の先生も含めて)というお仕事は本当に難しくなっているわけですが、「NEIN(だめ)」「Vorbot(禁止)」では子供達からもその保護者からからも反発を受けるんですよ。そういう言い方ではなくて「こうしたらもっといいんじゃないのかな?」という提案型ではないと…

 

でも、「自分は国家公務員だから(われはお上じゃ!)」という感覚が強いバイエルン州では、保守的な先生や経験値が少ない先生になればなるほど一日に100ぐらい、ダメと禁止を連呼するわけです。

 

そして、思春期に差し掛かった子供達には、この二つの言葉ははっきり言ってタブー。

自分の親との口喧嘩だったら、まだ心のバランスはある程度は取れるんですよ。でもね、9~11歳の初期思春期の子は、体が大きくなり始めたばかりだから、まだまったく知らない人ではない…どちらかというと時間をたくさん一緒に過ごしているけど家族ではない大人という立場の教師に「力業」を使われると、心のバランスを崩してしまうのですよ。やっぱり子供としては恐怖ですよね?

 

うちの息子は、自分の父親とのこともあるので、こういうのにはめっぽう弱く…心の状態はかなり綱渡りです。

 

続く