昨晩、膨張する財政赤字と景気の安定化(=経済の安定成長)の折り合いをどうつけるかという点に
ついて紹介した本で提起されていた3つの方策について引用させていただきました。
1. 政府が財政赤字の対GDP比率を一定に維持するよう制約を課す、所謂「財政のサスティナ
ビリティ」を維持することにより国債の発行率を経済の平均成長率以下に抑える
2. 予算制度を企業会計のように改める
3. 景気対策として、高齢化社会に対応した社会資本の建設や情報化社会に向けた基盤整備などと
言った用途に配分されるよう景気対策としての公共事業を見直す
さて、1についてちょっと考えてみると…Zai Onlineに親切にも主要国のGDP成長率(前期比、
年率表示)がアップデートされております。
http://zai.diamond.jp/list/fxmarket/gdp
これによれば日本は今年第1四半期は-3.7%、第2四半期も-2.1%…マイナス成長です。大震災が
あったのが3月11日ですから、大震災があろうと無かろうと既に経済活動が息切れしていたことが
わかります。現に2010年の第4四半期の結果も-2.4%とすでにネガティブ領域に陥っていたのです。
上の1の目標を達成するためには(国債の発行比率)/(GDP成長率)<1という条件をクリア
しなければならないわけですから、そのためには国債の発行額を0以下に抑える、言い方が変です
が要は償還額を発行額以上にすることにより全体のパイを減らさないことにはサスティナビリティ
は達成できないということになり、日本の現状を考慮するとあり得ないことをやらなければならない
ことになってしまいます。一番の特効薬はや民間の経済活動が活発になってGDPがプラス成長に
戻ることに尽きるのでしょうが、これでは堂々巡り、禅問答と同じことです。
2については、要するに予算制度の透明性を高めろということに尽きると思うのですが、これには
まだ大きな改善余地があるというか、まるっきり改善していないという気がします。
平成23年度の一般会計予算(当初予想)は92.4兆円(財務省)、2012年度の一般会計予算概算要求
額はこれを上回る98兆円超!新記録達成の勢いです。このことに関しては疲弊した日本経済の立て
直しのために追加的なテコ入れが必要である、被災地域の復興の為の補償や振興関連費用を盛り込む
という目的からある程度国民の理解は得られることでしょう。そのためには予算のメリハリをつけ
たり予算執行の段階でロスが生まれないようにする努力、いわばムダな出費がなくなるようにしな
ければならないのは当然。みんなが賢く行動する必要があるでしょう。
私見であることを最初に断っておきますが、あの公務員宿舎の建設中止の話はほとんど茶番。
なんで今時公務員宿舎なんだよ? でも問題の本質は5年間は凍結ってことはあの広大な土地を
5年間も何もせず放っておく訳?? そっちの方がもっと問題じゃないですか? 土地の有効活用
を考えるなら売却放出を考えた方がよほどいいのでは? 更地に草ぼうぼうのままで放置して
おいて何の意味があるのでしょう。それこそ国費の浪費というものではないでしょうか…
横道にそれてしまいましたが予算の透明性の話に戻ると、どうしても特別予算の話に触れない
訳に行きません…というのは一般論、全然内容について知ってるわけではないので迂闊なこと
を書いてはいけませんね。なんかムダが多そうだな、省庁間の縦割り予算のぶんどり合い、
地方自治体でも乱立で雁字搦め、利権の巣窟といったイメージはありますが。
ちょっと考えただけでも今の国レベルの窮状から景気を立ち直らせるのは3Dのジグゾーパズル
を組み立てるほどの難しさを禁じ得ませんネエ…
ついて紹介した本で提起されていた3つの方策について引用させていただきました。
1. 政府が財政赤字の対GDP比率を一定に維持するよう制約を課す、所謂「財政のサスティナ
ビリティ」を維持することにより国債の発行率を経済の平均成長率以下に抑える
2. 予算制度を企業会計のように改める
3. 景気対策として、高齢化社会に対応した社会資本の建設や情報化社会に向けた基盤整備などと
言った用途に配分されるよう景気対策としての公共事業を見直す
さて、1についてちょっと考えてみると…Zai Onlineに親切にも主要国のGDP成長率(前期比、
年率表示)がアップデートされております。
http://zai.diamond.jp/list/fxmarket/gdp
これによれば日本は今年第1四半期は-3.7%、第2四半期も-2.1%…マイナス成長です。大震災が
あったのが3月11日ですから、大震災があろうと無かろうと既に経済活動が息切れしていたことが
わかります。現に2010年の第4四半期の結果も-2.4%とすでにネガティブ領域に陥っていたのです。
上の1の目標を達成するためには(国債の発行比率)/(GDP成長率)<1という条件をクリア
しなければならないわけですから、そのためには国債の発行額を0以下に抑える、言い方が変です
が要は償還額を発行額以上にすることにより全体のパイを減らさないことにはサスティナビリティ
は達成できないということになり、日本の現状を考慮するとあり得ないことをやらなければならない
ことになってしまいます。一番の特効薬はや民間の経済活動が活発になってGDPがプラス成長に
戻ることに尽きるのでしょうが、これでは堂々巡り、禅問答と同じことです。
2については、要するに予算制度の透明性を高めろということに尽きると思うのですが、これには
まだ大きな改善余地があるというか、まるっきり改善していないという気がします。
平成23年度の一般会計予算(当初予想)は92.4兆円(財務省)、2012年度の一般会計予算概算要求
額はこれを上回る98兆円超!新記録達成の勢いです。このことに関しては疲弊した日本経済の立て
直しのために追加的なテコ入れが必要である、被災地域の復興の為の補償や振興関連費用を盛り込む
という目的からある程度国民の理解は得られることでしょう。そのためには予算のメリハリをつけ
たり予算執行の段階でロスが生まれないようにする努力、いわばムダな出費がなくなるようにしな
ければならないのは当然。みんなが賢く行動する必要があるでしょう。
私見であることを最初に断っておきますが、あの公務員宿舎の建設中止の話はほとんど茶番。
なんで今時公務員宿舎なんだよ? でも問題の本質は5年間は凍結ってことはあの広大な土地を
5年間も何もせず放っておく訳?? そっちの方がもっと問題じゃないですか? 土地の有効活用
を考えるなら売却放出を考えた方がよほどいいのでは? 更地に草ぼうぼうのままで放置して
おいて何の意味があるのでしょう。それこそ国費の浪費というものではないでしょうか…
横道にそれてしまいましたが予算の透明性の話に戻ると、どうしても特別予算の話に触れない
訳に行きません…というのは一般論、全然内容について知ってるわけではないので迂闊なこと
を書いてはいけませんね。なんかムダが多そうだな、省庁間の縦割り予算のぶんどり合い、
地方自治体でも乱立で雁字搦め、利権の巣窟といったイメージはありますが。
ちょっと考えただけでも今の国レベルの窮状から景気を立ち直らせるのは3Dのジグゾーパズル
を組み立てるほどの難しさを禁じ得ませんネエ…






