まるで美人投票のようですね! 悪弊をばら撒きまくってその挙句勝手にこけまくっていた米ドル、と
いうか米国発金融システムですが、ここまでグローバリゼーションが発展した現在、米国だけ一人負け
という訳にいかず、世界中を恐怖のどん底に陥れてきたわけで、その過程で現金化とリパトリのあおりを
くったのがユーロであり、もっとひどかったのが英ポンドだったのでした。
それ以外にもAUDやらNZDもひどく売り込まれていましたが介入の効果もあったのかいち早く豪ドルが
立ち直り、キウイはなんとか暴落を逃れているといったところでしょうか?
で、不美人投票的に買われてきたのが円だったのですが、なんとも皮肉なものです。 国としての収益力
とか魅力といったものがカネを引きつけたのではなかったのですから。
で、やっとここ1週間、年末年始の流動性の薄い時期を狙ったかのように、あるいは年が変わって新たな
投資のうねりが胎動を始めたのか、はたまたドル売り円買いにホトホト飽きがきたのかこの通貨ペアにも
一条の光が射し込んできたようです。 勿論、同じ期間におけるユーロドルの売り込まれようはもっと破壊力
があって、グローバル市場から見ればユーロVSドルこそ注目すべき本丸なのでしょう。
簡単に他の商品動向を見てみると…
株式: 暫定的に最悪期を脱しつつあるようで堅調推移。 少なくともオバマ就任までは大きな波乱はなさ
そう? 雇用統計では良い数字が出るはずがないと市場は既に読んでいるでしょうから、もうこれ
以上悪くなりようが無い,的な雰囲気か。
原油: これも年末の30ドル台を当面のボトムとして反転中。 これにはイスラエルによるガザ攻撃による
中東情勢への懸念、供給不安があるだろうし、それが無くとも、如何に景気は悪くともやはり季節
的なものから来る最低限の需要はあるわけで。
ゴールド:700ドル/オンスがしっかりサポートとして機能したことから買い先行、通貨不安のときの資金
吸収役をはたしているようですが意外に900ドルのレジスタンスも超えられず当面レンジか。
とはいえ個人的なバイアスは上方…
NY勢が参入してくるのはこれからということを考えると、もう一段のドル買いが出るのは必至のように
見えます。 特にユーロ/ドルにおける1.3250-1.3300というのは非常にクリティカル! 私としてはここは
割り込まないのではないかと思っているのですが、先ほど発表されたユーロ圏消費者物価指数が
事前予想を下回る結果となり、更なる利下げに現実味が増していることを考え合わせると、もしロング
メイクをしたとしても必ず1.3240にはストップをおきますし、1.3540-50あたりではしっかり利食いをいれ
なければならないでしょうね。
ドル円はそろそろショートメイクしたくてウズウズしているのですがやはり我慢して94.75、95.00、95.40
での売りあがりにします。ストップは95.85…利食いは93.45… NYクローズまでの有効期限で勝負!