ここ最近の流行り言葉のように新聞、テレビ、雑誌などでガンガン耳にする言葉ですね。


Leverage → Deleverage 要はレバレッジの反対

レバレッジは自己資金のほかにその何倍もの資金の借り入れをして、何らかの資産を購入したり

運用するということでした。 為替証拠金も原理は全く同じ。 たとえばレバレッジ100倍ならば証拠金を

100万円入れてその100倍の金額分(1億円)の資産(この場合通貨)の売り買いができるということ

です。


で、現代の狂気の世界では何も個人だけでなく、この前つぶれてしまったリーマンやAIGは言うに及ばず

ヘッジファンド、あらゆる金融機関が同じように借り入れ資金でレバレッジを高めてなんにでも投資をして

いたわけです。


それがサブプライムローンの大元のアメリカの住宅市場のバブルがはじけたことで全てが逆流を開始。


今日の朝日新聞の朝刊にあれだけデカデカとアイスランドの住宅ローン事情がクローズアップされたり

ハンガリーも同様だったようですが超低金利で放置されたままの円が世界中にもたらした時限爆弾も

とうとう地雷のようにあちこちで爆発してますし、CITICという中国系コングロマリットの20億ドル近い為替

差損の余波も株式市場、そして瞬時に為替市場にも波及してきてます。


こういうとき何が起こるかといえば、勿論‘資金回収’、‘リスク忌避’、また‘返せなくなったものは無理やり

リクイデート’...つまり‘投資なんかしてる場合じゃない’っていうことが金融界、そして企業にも及んでいる

のだと思います。


リーマン、AIGのあと、あっという間にGSやモルスタが銀行持ち株形態に移行して巨大投資銀行が消えて

しまいました。 そして彼らが得意としていたレバレッジをかけた投資も瓦解。 そりゃそうでしょ、インター

バンクの短期金利が暴騰してしまえば如何に巨大な投資銀行といえども合理的な水準で資金が取れない

わけですし、おまけに株式を狙い撃ちされて企業としての体力が疲弊してしまったのですから...


というわけで、レバレッジ投資は少なくとも現段階では死滅...今はどこが次につぶれるかわからない

恐怖から他所にカネは貸さない(ようやくインターバンクマネー市場も落ち着いてきたということですが)、

いわゆるデレバレッジが急進行しています。


さすがに今日のドル買い、円買いはあまりにも急激でこれからNY市場に突入するのであまり突っ込んで

売るのは得策ではないです、というよりオージー円はイントラデイでは買いサインが点滅寸前ですし、

ユーロ円のアワリーのパラボリックはロング転換してますが、なんにしろヒット&アウェイで行かないと

大怪我をしてしまいそう...気をつけましょう! 


そのうち為替証拠金の世界も200倍、400倍みたいな馬鹿げたレバレッジは許容されなくなると思います。