現在、茨城県動物指導センターは殺処分を停止していますが、常に収容頭数は満杯で仔犬を合わせると200頭超。
今の状態では、いつ殺処分が再開されるか。
収容されるのは野犬だけでなく、約3〜4割は人馴れした飼い犬です。
茨城県の公表情報は↓

しかし、飼い主に返還される犬は少なく、返還されたとしても公表期間を過ぎてからセンターに収容されていることを知り、迎えに来ることもあります。
公表期間が短すぎるのと、飼い主がいなくなった犬を探す術を知らない、探す気がない。
各市町村が飼い主返還の努力をしてくれたら、センター収容されている飼い犬がそのまま留まることが減るのではないか。
公表期間を延長し、その間は各市町村で係留施設を設置し、検疫と返還努力してもらえないだろうか。

せめて、茨城県動物指導センター施設内で野犬と飼い犬(と思われる犬も含む)の収容施設を分けて造れないものか。
狭い施設で押し出された野犬が殺処分対象になることが不思議でならない。

★センター収容が長い犬たち(R3年収容)
(触れ合い棟にいる子を抜かし、長い子順)

※メリア(R3年1月27日収容) 9号室
センターに収容されてから2年1ヶ月になります。首輪は着けられるがエリカラは☓。
固まるビビりで暴れはしない。体重は約23kg。
狂犬病予防注射もR3.R4年度と接種出来ています。

センター収容犬ダントツトップの茨城町!

蛇口を閉める、野犬の避妊去勢について行政で何か策は練っているのでしょうか?


※虎太郎(R3年3月23日収容) 個別房
甲斐犬風雑種、元々は飼い犬。フィラリア陰性。センターでトレーニングもしてくれています。



※ドゴ(R3年4月13日収容) 個別房

元々は飼い犬。抱っこ苦手だが、カラーをつければ採血可。繊細でビビりだが人は好き。

去勢済。



※しずか(R3年5月20日収容) 8号室
若い雑種の野犬。鼻黒の可愛子ちゃん。

※咲(R3年5月25日収容) 8号室
若い雑種の野犬。半長毛の美犬。

※サナ(R3年9月8日収容) 5号室
若い雑種の野犬。固まるビビりで、頭や首〜背中や腰を触れる。

※しゅう(R3年9月21日) 6号室
若い雑種の野犬。固まるビビり。

※チャイ(R3年9月21日収容)  3号室
若い雑種の野犬。固まるビビり。保定と抱っこ出来る。フィラリア陰性で予防もされている。左前肢欠損あり(くくり罠)。

※カイ(R3年9月21日収容)  個別房
元々飼い犬の甲斐犬。人や犬との相性はチェックは必要だが、散歩もできて全身触れて抱っこもできる。基本的に甘えん坊で草むらをゴロゴロするのも好き。


※リピ(R3年9月28日収容) 6号室
若い雑種の野犬。白茶のボディカラーが可愛い。

※さやか(R3年10月1日収容)  8号室
若い雑種の野犬。

※ネロ(R3年10月4日収容)  9号室
若い雑種の野犬。避妊済。固まるビビりで全身触れて抱っこも出来る。散歩は練習が必要。

※デク(R3年10月5日収容)  6号室
The神栖犬という見た目。若い雑種の野犬。
フィラリア陰性で去勢済。人馴れ乏しい。

※しゅまり(R3年10月7日収容)  9号室
若い雑種の野犬。真っ白な美犬。


※ナオヤ(R3年10月8日収容)  5号室
若い雑種の野犬。薄茶がかった白系。

※キョウヤ(R3年10月11日収容)  5号室
若い雑種の野犬。固まるビビり。全身触れる。

※茶々(R3年10月18日収容) 9号室
若い雑種の野犬。

※ぱら(R3年10月22日収容) 個別房
若い雑種の野犬。以前3号室にいたが負傷し個別へ移動。


※ソルト(R3年10月26日収容) 3号室
若い雑種の野犬。半長毛のイケワン。

※カイル(R3年10月29日収容) 9号室
若い雑種の野犬。フィラリア陰性、避妊済。

※サトル(R3年11月1日収容) 個別房
元々飼い犬の放棄犬。
信頼関係を築けば飼える子、元の飼い主が犬を飼える器ではなかっただけ。


※きんご(R3年11月15日収容) 3号室
若い雑種の野犬。固まるビビり。白い。

※ちよこ(R3年11月22日収容)  8号室
若い雑種の野犬。避妊済。首輪やリード🆗。

※ペル(R3年11月26日収容) 6号室
若い雑種の野犬。身体触れる。

※ルカ(R3年12月22日収容) 9号室
令和5年2月17日CAPINにて引き出し。

※アダム(R3年12月27日収容) 負傷棟
若い雑種の野犬。去勢済。固まるビビり。
以前3号室にいたが負傷し移動。

★触れ合い棟にいる収容期間野長い犬

※サリー(R2年10月29日収容)
触れ合い犬として頑張ってくれています。


※ディアボロ(R2年11月6日収容)
元々飼い犬。人をよく見ていて賢い。去勢済。
他犬とは難しそうなため単独飼いが理想。


※ガイア(R3年3月31日収容)
元々飼い犬の放棄犬。モラルのない飼い主に飼われてしまった不運。触れるし寄ってくる。


※はやて(R3年7月16日収容)
触れ合い犬として頑張ってくれています。


 


自然界での野犬の寿命は3年前後。センターで殺処分になるくらいなら、自然界で寿命を全うさせたほうが幸せなのではないかと思ってしまう。わざわざ捕獲などせずに。
狂犬病予防法というが、飼い犬でさえワクチンさえ打たず畜犬登録せずに飼っている飼い主もいるのに…。
この地球は人間だけのものではない。
皆さん、どうか茨城県に意見を申し入れてください。センターではなく茨城県に!