1.02
6月18日 土曜日 午前10時
ローソン某店 Loppi前
「今回は俺の勝ちだな」
−7月23日 指定席 完売
芝生自由席 完売
−7月24日 指定席 完売
「。。。」
7月20日 木曜日 某SNS
「23日指定席 友人が欠席になったので定価でお譲りします」
「譲り先を探してる人多いな。。。貰った!」
1st 「受け渡しは高松駅とお願いしていたはずです。現地なんて私には分かりません。今になって覆すんですか?ちゃんと読まなかったんですか?絶対に来れないんですか?」
「、、、勘違いがあったってメッチャ丁寧に謝ったじゃん。現地ってどう考えてもテアトロンでしょ。見に来るんだからいいじゃん。あ、一方的に拒否られちゃった。。。」
2nd 「お譲り先が決まりまして、、、」
3rd 「お相手が決まりまして、、、」
「、、、もういい、、、もう行かない、、、」
7月22日 金曜日 某DM
「23日のチケット、見つかりましたか?よろしければ定価で一枚お譲り可能です。」
「。。。ホンマかいな。。。」
7月23日 土曜日 15時30分
「tyzoさんですか?」
「いやあ、この度はありがとうございます。ご連絡を頂けて本当に助かりました。今回はもう諦めていたので、、、ホントに嬉しいです!」
ということで、7月23日、テアトロンで行われた『Kazumasa Oda Tour 2022 こんど、君と 』に滑り込みで参加してきました
芝生広場は入場待ちの長蛇の列
それを横目にまずは物販ブースへ
今回はお小遣いをた~っぷりと持ってきたので売り上げに貢献しますよ
検温の後、恒例の坂を下りテアトロンヘ
こんなチケット初めて手にする
いつもは無機質なヤツだからね
譲ってくれた方が隣のはずなので、スポーツドリンクを手土産に席を探します
「これは思ったより前の方だぞ。しかも結構センター寄りでいい席だ。」
恩人とツアー談義などしつつ時刻は17時30分に
まずはオープニングムービーに『こんど、君と』を乗せて
そして歓喜の小田さん登場
小田さんの声はどうだ、、、などと心配しつつ、本編はやはりニューアルバムからのスタート
そして、、、やっぱりオフコースを持ってきたな
挨拶代わりの『愛を止めないで』
そして、「テアトロン、今までで一番入ってんじゃね?テアトロンのテーマ曲みたいな曲です」、と語った曲は最近ブログで使った『夏の日』
『水曜日の午後』が演奏された時には半世紀以上に渡るミュージシャン小田和正の歴史に思いを馳せざるを得ない
代表曲が続々登場し前半のブレイク、御当地紀行へ
過去のダイジェストから始まり、やはり今回も金比羅さんを登る小田さん、元気です、凄い
小田さんとは関係ありませんが、石段の途中に『上の香屋』さんというお店があります
お香を販売しているのですが、僕はこのお店の『うみ』の香りに惚れ込み、後に通販で買い足しました
そして後半戦
カッティングギターのリフのお時間がやってきました
スマホの準備や〜!と、もそもそしていたら、あ、あれ?
恒例のヤツないのん?
テアトロンだけに許された特別なアレ
ま、仕方ないか
いつも特別扱いしてくれる訳もないし
いつも「いいブログネタがないかな?」などと考えながらライブに参加している僕ですが、今回は没入感が半端ない
ふと気が付くと、あれ、これ最後じゃないの?というイントロが始まりました
『君住む街へ』
一番を歌い終えた小田さん
しかし二番に入っても小田さんの歌声が響いて来ません
この日初めて観客席へと足を踏み入れた小田さん
その足がゆっくりと僕の方へ近づいて来るのが見えます
涙を拭いながら、、、
うああああああああああ
その時会場内には無数のライトが揺れていました
スマホのライトをみんなが振っていたのです
まるで無数の蛍たちが小田さんを導いているかのようでした
あの瞬間を目前で見られた僕は、なんという幸せ者だったのでしょうか
静かな余韻を残した後、ライブはアンコールに突入しました
すると、「みなさん、シャッタータイムです!」
ええ、ちょ、待てよ!
イントロは『YES−YES−YES』
君が思うよりきぃっとぉ
スマホを用意してカメラ起動
小田さんはどこだ?
君の嫌いな東京ぉもぉ
秋はぁ素敵な~街ぃ
めっちゃ好きなトコ歌ってるけどズームが上手くできん!
あな~たを~つ~れ~て
ゆーくー よおおおおー !
めっちゃ高音が聴き所なのにピントが合わん
「ありがとぉ〜。以上です。」
写真は撮れん、歌は聴けん、小田さん、これは無しや
ステージとの距離感だけはお分かりいただけるかなと思います
二度目のアンコールが始まってすぐ恩人が帰途につきました
シャトルバスは混むので早めの移動だと思います
その後もう一度小田さんを目の前で見ることが出来ました
テアトロンの公演終了の合図は花火
それを見届けそそくさと出口に向かいました
バイクとは言え、人とシャトルバスの渦に巻かれると移動は困難になりますしね
この絶妙なタイミングの図り方がテアトロンを根城にする僕の真骨頂
喜びと感動を胸に、仙忍とともに大串半島を後にしたのでした
あの日小田さんが唄えなかった、
あの日僕達が聴けなかった部分
君の弱さを恥じないで
皆んな何度もつまづいている
今の君も
あの頃に負けないくらい
僕は好きだから
歌い続ける繰り返し
君がまたその顔をあげるまで
あの日の勇気を忘れないで
すべてのことが終わるまで
君住む街まで飛んでゆくよ
ひとりと思わないで
いつでも