おはようございます、ISSYOです。

昨日は少し長丁場の現場になりました。

見事に筋肉痛です。

お客様も長時間よく頑張って下さいました。

お疲れのはずなのに最後まで笑顔で。

感謝、感謝です立ち上がる


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以前お伺いしたお宅で、

80本を超えるボールペンが

出てきたことがありました。


お客様はインクの全くない2本を捨てた後

数本試し書きをされました。

どうにか書けたのは1本だけでした。


私は(捨てるかな?)と思い、

近くにゴミ袋をスタンバイしました。


お客様は少し考えてから

「温めたら書けるかもしれないんで」と

ジッパー袋に戻されました。


時間を空けて、タイミングを見て

減らす方向で何度かお話してみましたが

「たぶん大丈夫なんで」と

微笑んでおられました。


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『捨てる』というのは辛いことです。

そこには【決断】と【行動】が求められ、

更には【責任】が伴うからです。


80本の古いボールペンから

なめらかに書ける2本を選ぶ。

1本は自宅に、1本は鞄に。


お子さんも大きくそれぞれが自分の

筆記用具を持っているのであれば

このくらい思い切って減らしても大丈夫です。


ボールペンなどの気軽なもので

捨てるトレーニングをして

捨てることに慣れていくのがいいと思います。


そうしているうちに捨てるスピードが

どんどん上がっていきます。


『書けないものは捨てると決断したこと』

『実際に何十本も捨てる行動をとったこと』

『何十本の中から数本を選び取る責任から

逃げずに向き合ったこと』


たかがボールペンのことなんですが

こうした一連の流れは

これから先の様々な場面で

自分を支える自信になります。


また、大人のそんな姿を子供が見て

真似をするようにもなります。

『先延ばしせずに

自分で決めて自分でやる。

その責任は自分で引き受ける。』

そんな自主性や自尊心を育むことが出来ます。


この記事を読んで下さった方が

いつか、書けないボールペンに遭遇した時

いつもは何も思わずペン立てに戻すところを

(あ、捨てるんだった)となって頂けたら嬉しいです。


それではまた次回で看板持ち