こんばんは、ISSYOです。
インフルエンザでの学級閉鎖が
長男の小学校でも始まりました![]()
今のところ長男のクラスは
一人も休んでいないとのことで
今日も無事訪問に行くことが出来ました。
ありがたいです![]()
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さて、ここまで
【捨てるトレーニング】をして
【捨てるに“慣れる”】必要がある
と書いてきましたが
そもそもなぜ、捨てる必要があるんでしょうか?
実際、それほど捨てなくても片付けることは
不可能ではありません。
それどころか『物を大切にする』という
これまで散々教えられてきたことに対して
【捨てる】を重視する片付けのやり方は
ある意味、横暴で短絡的であるようにも見えます。
それでも『捨てなければいけない』のが
汚部屋脱出です。
汚部屋・乱部屋の中での生活は
自分をとことん粗末に扱っていることと同じです。
私も発達特性ゆえに片付けられず、
長い間苦しんでいました。
(今日こそ片付ける!)と何度決意しても
どうしても片付けることが出来ませんでした。
数えきれないほど片付けに挫折し、
いつしか自分のことを
信用できなくなっていました。
明日は片付ける!絶対に頑張る!
と決めても(またできないかもしれない…)と
無意識に自分で自分を諦めていました。
そんな時、
狭いけれど綺麗なマンションへの
引越しが決まり、
とても嬉しかったのを覚えています。
30代半ばの頃です。
これまでのいろんな苦しさを脱ぎ捨てて
一からやり直せるような気がしました。
捨て活を勧める本をいつも持ち歩いて
モチベーションを上げ
捨てて、捨てて、捨てまくりました。
気付けばいわゆるミニマリストのような
物量になっていました。
ここまで物を減らして引越しをしてみたら
これまでどこに住んでもあっという間に
物が溢れてどうにもならなくなっていたのが
風の通る、生命力を感じられる部屋で
生活できるようになっていました。
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【捨てる】という行為には
二つの大きな要素が必要です。
1.捨てようと【決断】すること。
2.実際に捨てる【行動】をすること。
私は子供の頃から自分の決断と行動が
その場にそぐわなかったり、
裏目に出てしまったりで
自分のする決断と行動に
とことん自信喪失していました。
これまでの経験から自尊心や自己肯定感が
大きく損なわれている場合、
自分の【決断】と【行動】で
いい方向に変化していく部屋を見ることで
失った自信を少しずつ取り戻すことが出来ます。
【捨てる】という行為は
必ず頭と心に変化をもたらします。
ひと袋捨てるごとに
どんどん部屋が広くなる成果が
目に見えてすぐに分かるので
自分の考えや決断、行動は正しいんだと
自信が持てるようになります。
床や壁がすみずみまで見渡せる暮らしは
大袈裟でなく、生きる気力を生み出します。
私の場合、30代半ばになってから
少し脳の発達が追い付いてきたような
感覚があったのでいいタイミングだった
というのもあるかもしれません。
長い汚部屋・乱部屋暮らしで
自分を責め続けてきた人こそ
まずは【捨てる】ことで
損なわれた自尊心と自己肯定感を
取り戻す必要があると思います。
重たくて長い内容になってしまいましたが
最後まで読んで下さってありがとうございます。
それではまた次回で![]()