整理収納アドバイザー、写真整理コンシェルジュ、網野千代美です。
Amazonプライムで最近見た映画。
「カギ泥棒のメソッド」
気軽に楽しめる1本でした。
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鍵泥棒のメソッド
300円
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※プライム会員なら無料です。
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ストーリーのさわりを少し。
借金だらけで荒み切った生活を送る
売れない役者。
ボロアパートのゴミだらけの汚部屋で
自堕落に暮らし、
自殺にすら失敗してしまう。
一方、もう一人の男は、
闇稼業の便利屋(殺し屋?)
ふとしたきっかけで役者と殺し屋は
銭湯で居合わせるけれど
殺し屋は事故で頭を打って記憶喪失に。
見るからにリッチそうな殺し屋の財布目当てで
銭湯のロッカーのカギを
自分のものとすり替えた役者。
これをきっかけに
ロッカーだけでなく
二人の人生も入れ替わることになる・・
という、ドタバタのコメディです。
・・・・・
話の本筋とは別に
すごく面白かったエピソードを。
記憶喪失の殺し屋は
自分が何者であるか思い出せない。
そんな男が
わずかな手持ちのお金で買ったものは・・・
↓↓↓
ノートとボールペンでした。
男は几帳面なで字で
自分が何者であるか
今わかっていることをキチンを整理して書き出していきます。
書くことで、自分自身の境遇・思考を整理しているのでしょう。
殺し屋は
ボロアパートの自分の汚部屋に戻り
※ホントはだらしない役者の部屋だけど
無意識に散らかった服をたたみ
流しにたまった食器を洗い
部屋をキチンと整えていきます
そんなこんなで
殺し屋が暮らすことで、
汚部屋は徐々にキレイになっていきます。
一方、売れない役者も
殺し屋の高級車で
彼の高級マンションに行ってみると
そこは、
ピカピカで、
洋服も仕事道具も何もかもオーガナイズされた
おそろしくキチンとした部屋。
なのに役者が暮らすうち
みるみる汚部屋になっていくという(笑)
この2人の暮らしぶりの対比が
すごく興味深くて面白かったです。
つまり
住む場所でなく住まい方
ノートを書いて
服をたたんで
食器を洗って
掃除をする
小さな行動の積み重ねで暮らしは変わっていく。
整理をすると人生が変わる
・・・とよく言いますが、
大げさでなく、
こういうことなんだな、ということが
よくわかります。
ちなみに、
勉強家の殺し屋は
役者の代わりにエキストラのバイトに行き
仕事をもっときちんとするために
図書館で演劇メソッドの本を大量に借り
勉強したことをノートに書き
発声練習を重ねることで
徐々に役者としても重宝がられるように(笑)
オチもハッピーエンドなので、
興味がありましたらぜひ。
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今日はここまで。
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