最初に書きますが、家のキレイさは、子どもへの愛情をはかるモノサシでありません。
家が散らかっていても、子供を愛していている親や、関係が良好な親子はいくらでもいます。
モノだらけの家で育っても、片付け上手な子もいれば、
キチンと整理された家で育っても、片付けられる大人に成長するとは限りません。
汚部屋は論外としても、ピッカピカなミニマリストだけが世の中の正義ではないと思っています。
・・・と、ここまでをふまえた上で。
そうはいっても、
やはり家というものは、適度に清潔できちんと片付き、秩序がある方がいいに決まっています。
子供のためだけでなく、そこで暮らす家族全員のために。
家にモノが多くて片付いていないと
- 日々の掃除が行き届かず
- 管理のルールがないからモノが増えていく一方で
- お友だちを家に呼べなかったり
- 探し物に無駄な時間を使ったり
- 片付いていないことがストレスになったり
そういうことって、大人・子供を問わず、あまり幸せな状態ではないと思うのです。
家の中をどのように片付けているかは、その家ごとの文化だと思います。
モノが多くても秩序があったり、親のライフスタイルや考え方が反映されていたり。
でも「片づけ文化」そのものがない家で大きくなると、子どもは片付けのなんたるかについて学ぶ機会がないまま大人になってしまうかもしれません。
家のキレイの責任をお母さんだけがしょいこむ必要はないですが、
子供が
- 自分が片付けられないのは親に似たから
- 自分は片付け下手な親に似なくて良かった
片付けられなくたって人は生きていけるけど。
ホコリじゃ死なないと考えるかもしれないけれど。
自分はそういう(片付いた)家で育った、という事実と経験は、ひとつの価値観として子供の中に息づくと思うのです。
それは、お金で買えない財産を残してあげるようなものではないかなあと思います。
片付いた環境って、お金の有無を問わない豊かさだと思うのです。
それを幸せと呼ぶなら、片付いた家で育つ子供は幸せと言えると思います。
↓「男の雑学塾」用に撮影してますー。
※ちなみにウチだって、のべつ片付いてピッカピカってわけではないですよー。
片付けって、理屈がわかれば実はそんなに難しいことじゃないと思います。
モノの見直しを行って、使うものだけ・大切なモノだけ・収納に入る分だけ分けて残す。
完璧じゃなくたって、一度にできなくったって全然いいので、まずはできるところから取り組むことは、今日からすぐにはじめられます。
ということで、「とりあえず片付けについて何か知りたい」「ちょこっと背中を押してもらいたい」「片付けについておしゃべりしてみたい」と、漠然と考えているあなた。
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今日はここまで。
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