整理収納・写真整理アドバイザー、網野千代美です。
上海に住んでいたころ、近所の上海対外経貿大学で開かれていた中国語クラスに通っていました。
中国語ができないと基本的には生活できません。
私は、上達ぶりがのんびりだったこともあり、結局帰国までクラスに在籍。
そうして、本帰国から今年7月で10年が経ちました。
帰国してからずっと、「いつかまたやろう」と本棚に並べていた中国語の教科書ですが、結局ここ6~7年は手に取ることもなく、ここにきてやっと決心して手放すことに。
今さら?10年たって? はい、今さらなんです。面目ない。
駐在期間中は、
良いことも悪いことも、
耐えることも学ぶことも、
失うことも得ることも、日本に暮らしていたころの10倍ぐらいの振り幅で起こりました。
それだけに駐在地や語学への思いも強く。
帰国後も細々とEテレを見ながら中国語に触れていたのですが。
さすがに、この教科書そのものを開いて学ぶ機会はもう無いだろうと、やっと決心することができました。
その境地までが10年です。
私は整理収納アドバイザーですが、実に立場がないですよね。てへぺろ。
「手放す基準は1年以上使っていないモノですよー♪」なーんていいながら、自分は手にとってすらいない本をそのまま本棚に。
ただ、それだけに、「思い入れがあるものを手放せない」人の気持ちはよくわかります。
結局は処分するのだけれど、納得するまで時間が必要なモノ。
誰にでもあることですから。
- 収納場所が確保できて
- 全く使わないけどそこにあることはわかっていて
- 定期的に要不要を見直して
ここまで持ち続けてきました。
アドバイザーは捨て魔だと誤解されがちですが、整理って、捨てることではなく、分けることなんですよね。
収納棚も、頭の中も、気持ちの上でも。
普段使いと思い入れのあるモノ。消耗品と保存するもの。
自分がそのモノとどういう気持ちで向き合っているか。
ちゃんと分けて理解することが、整理だと思うのです。
それをわかったうえで、持つか捨てるかは自分が決めること。
自分にしか決められないことなのです。
※あ、もちろん、ご家族と暮らしている家なら、自分だけモノを持ちすぎて家族に負担をかけていないか、その気遣いは大切ですよ。
モノとの向き合い方。そして、「整理」の考え方。
みなさんにもそれぞれお悩みがあるかと思います。
「整理」を学んで、気持ちもおうちもスッキリお片付けしませんか?
↓カードワークを通してモノの整理を学ぶ。
田園調布のカフェでおしゃべりしながらのレッスンです。
最後なので写真2回はっちゃう。
↓さようなら。ありがとう。ホントにありがとう。
本は手放しましたが、語学はあきらめきれません。笑。
次に中国語を学ぶときは、新たな教材でもう一度始めると思います。
今日はここまで。