テニス肘とは
テニスをしている人に多い肘の痛み。テニス肘またはテニスエルボーと呼ばれるこのケガは正式には上腕骨外側上顆炎といいます。
主に30代〜40代の人がよくテニス肘になってしまいます。
テニス肘になりやすいスポーツ
ラケットを使用するスポーツ
●テニス
●卓球
●バドミントン
●スカッシュ
その他のスポーツ
●野球
●ゴルフ
スポーツ以外
●重たいものを持つ運送業
●鍋やフライパンを持つ料理人
●デスクワークの人
などがテニス肘=上腕骨外側上顆炎になりやすいです。
テニス肘の症状
ここが痛む!!
肘の外側の上腕骨外側上顆とよばれる場所に痛みが出ます。患部を押したり、手首を手の甲側に反る動きをすると痛みが走ります。
普段の生活ではぞうきんを絞る動きやドアノブを回すような動きが困難となってしまう、やっかいなケガです。
テニス肘の原因
テニス肘は正式には上腕骨外側上顆炎と言います。その名の通り上腕骨外側上顆の炎症が原因です。
上腕骨外側上顆はどの部分?
上腕骨外側上顆は肘の外側にある骨の出っ張りの部分です。この部分には手首や指を動かす筋肉が多くついていますす。
テニス肘の原因はその肘の外側にある筋肉の使いすぎ(オーバーユース)です。
テニス肘の原因となる筋肉
それでは具体的にテニス肘の原因となってしまう筋肉を紹介していきます。
長橈側手根伸筋
長橈側手根伸筋
上腕骨外側上顆から人差し指の根元についている筋肉です。
長橈側手根伸筋の役割
●手首を手の甲側に反ると動き(背屈)の役割
●手首を親指側に傾ける動き(橈屈)の役割
●肘を曲げる動きの役割
短橈側手根伸筋
短橈側手根伸筋
上腕骨外側上顆から中指の根元についている筋肉です。
短橈側手根伸筋の役割
●手首を手の甲側に反ると動き(背屈)の役割
●手首を親指側に傾ける動き(橈屈)の役割
こちらは肘の靭帯とも繋がっているため、テニス肘で痛めると靭帯にも影響を与えるため回復に時間がかかるという事です。
総指伸筋
総指伸筋
上腕骨外側上顆から人差し指、中指、薬指、小指の根元についている筋肉です。
総指伸筋の役割
●手首を手の甲側に反ると動き(背屈)の役割
●人差し指を伸ばす動きの役割
●中指を伸ばす動きの役割
●薬指を伸ばす動きの役割
●小指を伸ばす動きの役割
この3つの筋肉が主にテニス肘の原因となる筋肉と言われます。
これらの筋肉が繰り返し伸び縮みする事で、筋肉についている上腕骨外側上顆にストレスがかかり炎症が起こります。これがテニス肘の主な原因です。
●手首を手のひら側に曲げる動きを掌屈と呼びます。
掌屈
●手首を手の甲側に反る動きを背屈と呼びます。
背屈・このやり過ぎでテニス肘に!
この背屈の動きのやりすぎ(オーバーユース)が原因となります。
テニスをしている人に多く、バックハンドで打つ際のストレスが原因となる事が多いですが、それ以外にも手首を過剰に使うことが多い人になりやすいです。
スポーツ以外でもテニス肘になってしまう
重たい荷物を繰り返し持つ場合や、最近ではスマホやパソコン操作でテニス肘の症状が出る人も増えてきています。
マウスやキーボード操作時は常に手首は背屈している事が多く、しかもデスクワークとなると一日中その姿勢となります。
その固定された姿勢が上腕骨外側上顆にストレスを与える事になるのです。
また重たい物を持つ場合は手首を背屈位で力を入れますがその繰り返しによっても痛みが生じます。料理人のフライパンを持つ動作などは正にその動きとなります。
良くなったり、悪くなったりを繰り返して、
なかなか完治しない。
腫れは引いたが痛みが残る。
そんなとき、炎症による痛み以外に筋肉と神経によって痛みが
残っている場合があります。
筋肉と神経からくる痛みの場合は
当院のハイボルト療法を行えばその場で痛みが劇的に
改善します!
この場合、治療によって早期に治るという事がわかります。
今ある症状が炎症性の痛みとは限らない場合があります。
まずは
当院で出来る検査をすることで
当院なら 「早期に治る症状」 か 「早期に治らない症状」なのかを検査させてください。
この検査で一番の原因を探し出すことが治していく為の近道です。
当院では検査を基に、的確な治療と正しい生活指導をお伝えし
治していくために必要な知識をつけながら完治を目指します。
当院の治療は症状によりますが、「痛みを治す」ことはできます。
その痛みが
①痛みの原因が筋肉から来ている症状
②神経の圧迫や興奮から来ている症状
この2つが原因の場合は当院の治療で、驚きの結果を出すことが出来ます。
症状が当てはまる方は、1度検査のお問合せください。
当院で早期回復できます!
ご相談電話番号:03-6426-8895
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