6月にお父さんが発症してからの長い治療がようやく昨日に一段落しました。
つらい期間でしたが、お父さんが無事に帰宅できるのは、何より。
そして、同じ先週のことだけど、わが夫婦は、本格的に不動産投資家デビュー!
本当はお父さんの状況が安定する前に、不動産投資活動をしばらく中止しようと思いましたが、実家の土地を狙った建築会社はまた動いたので、こちらは中止する余裕がありません。
だから、たくさんの対策を考えました。
その中の一つは、最悪の事態に備えて新しい家を買ってあげるために、不動産投資でもうけることです。
狙ったのは「溪北(曾文溪という川の北部の台南)」というエリアです。
よく知られている台南は、基本的には「溪南」です。
「溪北」の方も「溪南へ行くよ」「溪南に住んでいるよ」と言いたいなら、「台南へ行くよ」「台南に住んでいるよ」という表現法を使います。
つまり、台湾人にとって「台南」=「溪南」だけです。
「溪北」は伝統的なド田舎とは言えますが、実はバイクで5分でコンビニ、スーパーなどの商店、クリニック、半時間以内に大病院などに着く場所がほとんどなので、暮らしやすいです。
そして、現地の方は気づいていないのですが、不動産投資活動をやっていると、これからはたくさんのお金が溪北の一部に入ることがわかりますね。
ということで、その「溪北の一部のエリア」にはコスパがいい物件があれば、3日間以内に売り出されるのがほとんどです。
個人的には、先々週だけで、2回も内見直前に物件が売り出されてしまったことを経験しました。
悔しかったのですが、台湾の不動産業界は、「物件との縁」を信じる人が多いですよ。
つまり、「好きな物件が売り出されたこと=もっと好きな物件が出ること」と信じているのです。
だから、売り出された物件に執着しないで、すぐに新しい物件を探すのは得策。
そこで、私は狙った物件が売り出されたことを2回目経験した時、「やっぱり、中古住宅より、新築の取引に慣れているかもしれない」と思って、ハウスメーカーの店に入りました。
結局、予約しなかったので、留守したのは、お客を接待する仕事をしない偉い方でした。
その偉い方は年上の女性なので、連絡先を書きながら自然と喋り始めました。
「好きな物件が奪われましたから、気分転換としてきたのです。」と素直に教えてから、不動産投資もやっている相手は先輩としていろいろと教えてくれました。
「うちの物件が好きじゃなくても平気。暇があったら、いつでも大歓迎。不動産投資家として情報交換をしましょう。」と教えてくれて、名刺とお土産もくれました。
普通はその会社の物件を買ってもあまりつながることができない方なので、「なるほど!好きな物件を失った理由は、大事な人脈を作るためですから!」とLuckyだと思いました!
これだけで、大満足だけど、3時間後......
今まで一番コスパがいい物件が出ました!
価格は相場の8割で、開発中の工業エリアのすぐそばにあって、将来性が高い中古住宅でした。
相場の8割で売ることに対しては心配がありますが、内見をしてからすぐに購入することに決めました。
そして、契約を交わして、売り手と少し喋ってから、相場の8割で売る理由を知りました。
売り手はお金に困っているので、すぐにお金を手に入れる価格を設定したのです。
人が困っていて売った物件なので、「Lucky!」って言いにくいですが、とにかく、この取引で本格的に不動産投資家デビュー!