私も「蛙化現象」ということを経験したことがあるかもしれません | 台南在住日記とか

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 ネットの記事から、今の日本では「蛙化現象」という心理学用語があることを知りました。

 

 定義に合うかどうかわかりませんが、昔のことを思い出しました。

 

 

 ある男子とお互いに好意をもって、ある夜「うちに来て一緒に映画を見よう」と誘われて、一緒にその方の部屋へ向かって散策している途中、道の端に大きいゴキブリがいることに気づきました。

 

 気づいたので、ゴキブリが走ってくるときに、冷静に避けることができましたが、その男子はギャーと叫んで逃げました

 

 

 ゴキブリだから、そのギャーと叫んで逃げた気持ちが理解できますね。

 

 だから、特に気にしていませんでしたが、その男子はたぶん恥ずかしさを感じて慌てたのでしょ

 

 

 「Sineadさんもびっくりしたよね?」

 「Sineadさんはゴキブリの存在を知らなかったから、ギャーと叫ばなかったのよね?」

 ってしつこく問い詰めてきたから、ドン引き。真顔

 

 

 だから、その日、映画が終わってから、「では、帰りますね!」ってさっさと撤退

 

 「カップを洗ってから送るから、待ってね。」って言われましたが、速めのスピードで「大丈夫です」って言いながら玄関まで移動して、そして、相手の返事を待たずに全力で階段から1階まで走りました。(エレベーターがあるマンションだけど、待ちたくないので階段を選びました)

 

 

 携帯が鳴っても全力で家の方向へ走りました。煽り煽り煽り

 

 

 それから、距離を置いて、相手から「あの夜、雰囲気がよかったのに、どうして急に避けたの?」「ひどいなぁ!」とか何十通のメッセージをもらいましたが、「別に。」「すみません。」しか返信することができませんでした。

 

 

 30代になっても、「しつこく問い詰めてくるところが嫌」って素直に言ったほうがいいかなぁって考えて、正しいやり方がはっきりとわかりません

 

 でも、よく考えてみたら、

 

 もし、本気で好きな相手だったら、私はたぶんゴキブリを発見した時に、すぐに男子の腕を引っ張って「気を付けてね」って、ついでに距離を縮めるのです。キョロキョロ

 

 そうしたら、相手がギャーと叫んで逃げることもありませんよね。キョロキョロキョロキョロ

 

 

 つまり、好意を持っていても、いろいろと気遣いたいほど好きではなかったので、こんな結果になりましたね。

 

 理由を言うなら、「しつこく問い詰めてくるところが嫌」じゃなくて、「本気で好きじゃないから」だと思います。

 

 それに、本気で好きな相手だったら、そのしつこい姿を見て「私の目の前に強がっているね。可愛い♥」って思うかもしれませんキョロキョロキョロキョロキョロキョロ

 

 

 ということで、あの頃に素直に理由を教えても、無意味な理由かもしれません。

 

 

 ちなみに、好意を持っている相手に急に冷めた理由が、いろいろ。

 

 

 例えば、一日中のデートで雰囲気がよかったのに、相手の部屋に上がって、狭いスペースで二人きりになると急に「この人の声が大きすぎて耳が痛い」って気づいたこと

 

 一時間くらいは面白いけど、これ以上一緒にいるとイライラとすることに気づいたこと

 

 

 いろいろ試しましたが、いつも交際直前に冷めて逃げたのですから、「本気で人を好きになるのは無理」だと思ってあきらめた時に、旦那に出会いました

 

 20歳から付き合って、28歳くらいに結婚して、そして、もうすぐ35歳になります。

 

 15年近くの間に、喧嘩したり、うんざりしたりすることもあるあるですが、冷めたことがありませんね。

 

 

 だから、急に冷めたことをサインとしてこれ以上お互いの時間を無駄にしないように止めることが悪いことではないと思います。

 

 ただし、相手を傷つけない止め方がわかるといいですね。おねがい