台湾では車齢5~10年の車が年に一度の車検を受ける法令があるので、今日は整備工場へ行って車検を受けました。
初めての車検なので、わからないことがいっぱいですが、流れはシンプル。
STEP.1 ほかの車の後ろに並びます
STEP.2 ぼうっとします(?)
STEP.3 従業員が来て「受け付けに申し込んでください」って言ってから、車をその方に任せます
STEP.4 「登記站」という受付で「行照(車検証)」を提出。
STEP.5 昔は「強制險投保證明(自賠責保険証明書)」もいりましたが、2022年からデジタル化したので、「行照(車検証)」があれば、車検の業者は保険証明書を調べることができるので、「行照(車検証)」だけでいい。
STEP.6 450台湾ドルの車検料を支払います。
STEP.7 初めての車検なので、連絡先(電話番号、住所)を登録してくれて、来年から「車検時間ですよ」って連絡してくれるそうです。
我が家の車は改造なし、定期点検を受けていて、旦那もしっかりメンテナンスをしていて、絶対に合格しますよね。
はい。
不合格でした。
警告灯の光る時点が法令に合わないそうです。
「怒らないでくださいよ。」って従業員のおじさんはなぜかおそるおそる。「NISSANの車はみんなそうですよ。」
「どういうことですか?」
「車がバックしている時に、警告灯が光るのが法令に合わないのですから、隣のメンテナンスエリアで解除してから、もう一度来てください。」って言われました。
「はい。わかりました。」
説明されてもいろいろわからないけど、とにかく従業員の指示通りに、車がバックしている時に光る警告灯の機能を解除して、ようやく合格しました。
おじさんによると、いつも不合格だと判定した時に、車の持ち主に怒られていて、ストレスがかなり大きくて、どれほど文句を言っても、ディーラーの整備工場は定期点検の時に解除しておいてくれないのでNISSANが大嫌いだそうです。
NISSANというのは、日本のブランドなので、みなさんもそれを聞いてびっくりすると思いますが、心配しないでください。
NISSANのせいではありませんよ。
それは台湾のディーラーが「弊社の車を買うと、8 in 1 スマート機能をおまけとして送るよ」と言って、取り付けた機能です。
詳しくわかりませんが、ディーラーが取り付けてくれた機能が、実は法令に合わないことって、台湾ではあるあるそうですよ。
「ディーラーに戻って解除してから、もう一度検査を受けてください」という車検業者も、「弊社のメンテナンスエリアに行くと、解除してあげますから、解除してからすぐに再検を受けることができますよ」という車検業者もいますから、台湾で車検を受ける前に気を付けてくださいね。
ちなみに、実は自分で解除することができますが、ほとんどの人がわからないので、定期点検の時に聞いておいたほうが便利ですね。