旦那の従弟によると、魯丸君は優しい先住猫がケガになるほど暴走していたし、撫でられている途中、急に人を必死に噛むし、とにかく神経質で性格が怖い猫だそうです。
でも、実際に飼って二週間後の今は.......
意外と無神経すぎる猫です。
いろいろと観察して、考えてから、神経質で性格が怖いというのは恐らく誤解だと思います。
ガレージで5日間隔離して、シャンプーして室内化したバルコニーに移動して、3日間くらいに掃き出し窓を通して先住猫とお互いの存在を認識させてから、家に入らせたので、激しいトラブルがありませんでした。
実は室内化したバルコニーに1ヵ月くらいに住ませるつもりでしたが、掃き出し窓を開けないとバルコニーが暑いですから、少し開けましたが.......
重い窓でも開けるのが上手な猫だから、いろいろ頑張っても気が付くと脱獄したので三日間で降参。
7歳の一丸君と5歳の涼丸ちゃんにとって、新しい猫がくるだけでストレスが大きいですから、絶対にケガをさせたくないので、ケンカするとすぐに干渉して魯丸君に怒って、一丸君や涼丸ちゃんを撫でるのです。
魯丸君には申し訳ありませんが、このやり方で上下関係を教えるのがもっともわかりやすいし、一丸君と涼丸ちゃんに新しい猫がいても心配することがないよって伝えたいし、そうするしかありませんでした。
そして、気づきました。
魯丸君はいつも「遊ぼう!」という感じで手を出していますが、相手が怒っていても直進だし、力加減ができないし、激しいケンガになってもおかしくないのですね。
でも、上下関係を築いてから、意外と大人しくなりました。
少しずつトラブルにならない付き合い方がわかったようで、まだ親しくないのですが、とにかく平和。
そして、毎晩パパとママの間に寝ているのですね。
では、どうして従弟にとって、神経質で性格が怖い猫だったのかなぁ?
ここでは少し説明しますね。
従妹が魯丸君を実家に連れてから、その兄である従弟やその両親がやむを得なく猫を世話していた感じでした。
先住猫も、従妹が飼いたかったけど世話したくなったら、実家に預けっぱなしの子ですから、実際に猫たちを世話している人たちは、猫に関しての知識がないままに頑張っているのです。
だから、「本気で怒る」と「遊びたいけど力加減ができない」が見分けられないのが当たり前ですよね。
そして、その四人の大人(たまには従の妹の彼氏も)が住んでいる家が狭いアパートですから、飼い主が干渉したり、誘導したりしないと、プライベートゾーンが大事な猫にとってストレスがかなり大きいです。
でも、こちらの家は4階建てですから、別々に違う階で休むことができて、自分のペースでゆっくりとみんなとの付き合い方を決めることができるので、もともと性格の穏やかな子だったら、自然と穏やかになりますね。
そして、目についてですが.......
魯丸君は左目の眼球が手術で摘出されて、右目が治れないケガでいつか見えなくなりますが、今はしっかり見えています。
日常の行動を見るだけで、目の不自由がまったく感じられません。
だから、その視力をなるべく長く維持するために、来週眼科医に診てもらう予定です。
早く行ったほうが目にはいいと思いますが、何回も捨てられた魯丸君の心に少し休ませて、落ち着いてから病院に行ったほうがいいかもしれませんね。
では、みなさんの応援、ありがとうございます。
頑張ります!