台湾ではタクシーを呼ぶと言ったら、「55688 台湾大車隊」ですね。
55688ダイヤルして、「台湾大車隊」というタクシー会社に電話してタクシーを呼ぶ意味です。
どこでも見える広告ですから、印象深いです。
でも、私は電話でタクシーを呼ぶのが苦手。
「タクシーを呼びます。」
「住所は?」
「〇〇県●●区✕✕路△号。」
「10分後、123番(のタクシー)。」
「はい。」
基本的には、こういう感じで電話を切られて、タクシーが来るまで「住所をしっかり伝えた?」「何番だっけ?」って心配するので苦手です。
だから、いつもコンビニのマルチコピー機で呼んでいました。
住所はいらないし、タクシーの番号を載せているシートをもらうし、便利。
でも、わざとコンビニへ行くのもちょっと大変ですよね。
いや.......「よね」を使ってはだめかもしれません。
台湾では、都市じゃなくても300mごとにコンビニ一軒だから、海外の方にとってそんなに大変ではないそうです。
でも、在台日本人ならわかると思いますね。
台湾人は、歩行に弱いですから、300mだけでもバイクを乗りたい距離です。
ということで、「呼叫小黃」というアプリが大好きです。
呼叫=呼ぶ
小黃=タクシー。
台湾のタクシーはほとんど黄色いですから、
台湾人は黄ちゃんという感じで「小黃」という愛称で呼んでいます。
機場接送=空港送迎サービスの予約機能
預約用車=事前にタクシーを予約する機能
即時叫車=乗る時点にタクシーを呼ぶ機能
附近司機=近くにはタクシーがあるかどうか地図で確認できる機能
特色群組=近くのタクシー会社に連絡する機能
叫車紀錄=このアプリでタクシーを呼んだ履歴
搜尋司機=運転手さんの名前を知っていると、名前などで検索する機能
我的最愛=保存しておいたお気に入りのリスト
個人設定=お支払い、個人情報など
そして、私が使ったのは、「即時叫車」と「附近司機」です。
タクシーを呼ぶ前に、まずは「附近司機」で近くにはどれくらいのタクシーがあるか確認します。
確認しなくても呼べますが、まったくないならほかの手段で呼ぶことを検討したほうがいいですから、一応確認しておきました。
近くのタクシーがたくさんですから、次は「即時叫車」で呼びますね。
服務項目=特別な需要がないなら「一般叫車」を使えばいいですが、
「懂日語(日本語が話せる)」という選択肢もありますよ。
上車地點=待ち合わせ場所
上車地點的提示=待ち合わせ場所の特徴などを入れることができます
下車地點=目的地
付款方式=お支払い方法
乘客人數=乗客数
備註=特別な需要があれば、ここに入力。
搜尋司機範圍=どの範囲のタクシーに連絡するの?
選択肢は2㎞、5㎞、10㎞がありますが、
経験によると、2㎞ならタクシー数が少ないから呼びにくいです。
10㎞なら遠いタクシーを呼んでしまう可能性が高いですから、5㎞がおすすめ。
小費=チップ。
近くにタクシーがあってもなかなか返答してくれない時には、
何らかの理由で拒否された可能性が高いです。(目的地が遠すぎるか近すぎるか)
その時には、ちょっとチップを出してみることができますね。
使ったことがありませんが、50台湾ドルくらいでいいと思います。
情報を入力してから、「送出」を押して呼びましょう!
等待可接單司機回應=運転手さんたちの返答を待っています
通知中3,無法載客1=4人の運転手さんの中に、まだ返答してないのが3人、断ったのは1人。
取消叫車=キャンセル。
なかなか返答してくれないなら、キャンセルして、「搜尋司機範圍」の範囲を拡大したり、チップを出したりしてみましょう。
複数の運転手さんが「OK」だったら、運転手さんの口コミを含むリストが出るので、その中に一番気になる方を選ぶといいです。
選んだら、
運転手さんの名前、車両の番号&写真がはっきりと見えますから、安心。(王さんのタクシーを乗った経験がよかったし、公開されている情報だし、モザイクをかけないのです。)
次は、アプリで運転手さんの場所を確認しながら待つといいです。
違う時点でスクリーンショットを撮影した写真なので、王さんではなく、阿宇さんですね。
同じくいい経験でしたから、モザイクなし。
ちなみに、ほとんどのタクシーが黄色いですが、阿宇さんのような白い車もありますよ。
そして、目的地に着いたら、アプリで運転手さんを評価することができます。
基本的には台湾華語のコメントばかりですが、日本語でコメントすると、日本人の方には役に立つので、日本語で評価してもかまいませんよ。