昨夜、旦那と夕食後に散策として林百貨店(日本統治時代に、日本の方が台湾の台南で創立したデパート)へ行きました。
そして、旦那は「これがいいかも」ってショップのやや派手なピアスをお勧めしてくれましたから、夫婦で手作りアクセサリーのショップで一時間くらいに相談しながら選びました。
旦那のものも、私のものも、いつもこうやって一緒に選んで買っているのですが、このピアスを選んでいる途中、不意に「こういうのが台湾人男性の特徴の一つであるらしいね」って思いつきました。
他国の男性の知り合いがいないので、比べることができませんが、確かに、知り合いの中に彼女や妻の買い物に付き合う男性が少なくないですね。
周りにはいつも一人で行動する女性も何人いますが、
「旦那が短気だから、付き合ってほしくない。」「ひとりの時間がほしいから、付き合ってほしくない。」と言っている方ばかりなので、実際にその夫が買い物に付き合いたいかどうかわかりませんね。
では、どうして台湾人男性が妻や彼女の買い物に付き合ってくれるのかなぁ?
理由は特にないと思います。
実は、これが台湾人男性の特徴であることがわかる前に、一度も考えたことがありません。
カップルの片方が「買い物に行く」と言ったら、もう一方が一緒に出掛ける準備を始めるのが当たり前です。
逆に、一人で出かけるのは、ほとんど理由があります。
例えば、パートナーは残業中。
例えば、子供がいるから、一人で出かけるのが便利。
例えば、疲れたから一人の時間がほしい。
例えば、パートナーが短気で、ゆっくり商品を選ぶことができない。
もちろん、何でも別々に行動するカップルなどもたくさんいますが、でも、個人的な経験ですが、浮気している人が多いです。
怖いですよね。
でも、いつも考えていますが、実は別々に行動しているカップルがみんな浮気をするのではなく、別々に行動していて浮気するカップルを見て、自然と別々に行動することに対してマイナスなイメージを生じて、「一人で行動する」選択肢を無意識に削除したのでは?
両親の世代は、まだまだプライバシーという価値観がなかったし、私の世代もプライバシーについて模索しているし、これからの20年間も、このような状況がたくさん起こると思いますね。
by 離婚を加速させる義母たち
両親の世代は、まだまだプライバシーという価値観がなかったように、もちろん、一人の時間という価値観もあまりないですね。
私の世代も、「プライバシー」、「一人の時間」、「自立」などについて模索しています。
もし、別々に行動して人生を豊かにしてから、デートなどでお互いに違う世界観をシェアして、幸せな生活を送っているカップルがたくさんいると、「パートナーがいても、一人で行動すること」に対してマイナスなイメージもだんだんなくなると思います。
次の世代は、こうなるかもしれませんから、「彼女や妻の買い物に付き合う」という台湾人男性の特徴も消えてしまうかもしれませんね。