今振り返ると、実は恵まれていたので、勝手に「どん底」というのは、本当に苦しんでいる人に申し訳ないと思いますが……
あの時には、この前の記事で言った通りに、本当に絶望的でした。
2022年の初旬には、台湾はどこでも不動産価格が高騰が続いていて、これ以上価格が上がると一生マイハウスを買うことができないって心配して、高くても買う人たちと、この価格なら賃貸より売却のほうが儲けるので売却しようとする大家さんたちで、賃貸物件も売却物件もとても少ないです。
そして、いろいろな理由で、新しい家を買って、元の家を売却することに決めました。
残りの全財産を頭金として使い切って、元の家を売却する前に必要なお金を実家から貸しました。
貸したお金を無駄に使いたくないので、この間に夫婦でできることなら、夫婦で頑張ります。
照明器具、カーテンなどを元の家から外して、新しい家に取り付けたのも、コンクリート壁の補修も二人でやりました。
家具も解体できるなら、1人で昼間に解体して、夜に旦那と一緒に新しい家まで運んでいて、引っ越し業者に頼んだのは解体できない大きい家具だけ。
こんな感じで出費を最低限に抑えましたが、毎月、二軒の家のローンなどで大変困っていました。
ようやく、4月に不動産会社と売却の依頼契約を締結すると、連続な金利上昇でローンの負担が増えるだけではなく、「金利上昇はまだまだあるから、不動産の価格が絶対に暴落する」という噂で、不動産市場はだんだん停滞していきました。
新しい家を買った時には「不動産を買うべきなタイミングではないでしょ?」って言わて、元の家を売却している時にはまた「不動産を売るべきなタイミングではないでしょ?」って言われる状況って、少し、ドン底と言ってもいいかもしれませんね。
だけど、
こんなドン底で、
私は元の家を倍の価格で売却しました。
台湾でのことですが、円で表現したほうがわかりやすいと思いますから、これからは円で表現しますね。
つまり、私は3500万円の家を7000万円の価格で売りました。
全く想像したことのない価格なので、まるで、ドン底で3500万円を拾ったような気分ですね。
私にとってとても不思議なこの2022年については、何回に分けて話したいと思いますから、みなさんも付き合ってくれると嬉しいです。
では。
to be continued