台湾の二回目国民投票は、いよいよ明日に登場しますね。
一回目の国民投票は、2018年でしたが、両方ともに民進党が与党なので、今までの国民投票って基本的には、野党である国民党が民進党の政策を反対するために行うものなので、「賛成」を投票すると親中の国民党の仲間になったようで、それを考えるだけで全部「反対」を投票したくなりますが.........
今回は一つの「賛成」を投票するつもりです。
今回の国民投票は、
1.原子力発電所の4号機を再起動すること
2.北部の三接発電所の建設を中止すること
3.アメリカの豚肉を輸入することを許可したが、その許可を中止すること
4.これからの国民投票は、必ず選挙と一緒に行うこと
について国民の意向を確認することですね。
私が賛成するのは4.これからの国民投票は、必ず選挙と一緒に行うこと。
言った通りに、基本的には野党が与党の政策を反対するために行う投票なので、「私の意思」より「支持する党の意思」を優先する人が多いです。
「4.これからの国民投票は、必ず選挙と一緒に行うこと」を反対する人は、「一緒に行うと、国民は政治的な立場に影響されて正しく投票することができません」と主張していますが.........
あのさ.........
今回のこの国民投票は選挙と一緒にやっていませんが、政治的な立場に影響されてない人はいますか?いないですよ。
国民党の支持者はみんな、内容を気にせず「4つの同意(賛成)」って声を上げていて、民進党の支持者もそれを対抗するために「4つの不同意(反対)」って叫びました。
私も国民党が嫌いなので、「4.これからの国民投票は、必ず選挙と一緒に行うこと」を賛成しますが、賛成することには拒否感を持っていますね。
そして、その拒否感を我慢して「私の意思」を表すことができる人なら、国民投票は選挙と一緒にやってもやらなくても、相変わらず「私の意思」を表しますね。
どうせ同じですから、国の支出が節約できる「4.これからの国民投票は、必ず選挙と一緒に行うこと」を賛成しますね。
「4.これからの国民投票は、必ず選挙と一緒に行うこと」を賛成すれば、一回目の国民投票のように、投票する時間がかかりすぎて、投票結果を公開しながら投票が続くおかしい状況になってしまうって主張する反対者もいますが.........
流れの問題ならば、行政が頑張って改善すべきでは?
だから、「4.これからの国民投票は、必ず選挙と一緒に行うこと」を賛成しますね。
そして、
1.原子力発電所の4号機を再起動すること
2.北部の三接発電所の建設を中止すること
3.アメリカの豚肉を輸入することを許可したが、その許可を中止すること
ですが、すべて反対です。
1.と2.は同じく発電についてのことなので、一緒に次の記事で説明しようと思います。
ここでは「3.アメリカの豚肉を輸入することを許可したが、その許可を中止すること」から説明しますね。
アメリカの豚肉は育成中に塩酸ラクトパミンという薬を使っているので、体に有害だから輸入してはだめ。って主張していますね。
単純に健康のためなら、彷徨うかもしれませんが、政治問題になってしまいましたね。
アメリカの豚肉の輸入を反対している連中は、中国の豚肉の輸入を開放することを賛成しています。
そうですね。
感染病であるアフリカ豚熱はOK、普通に使っている成分である塩酸ラクトパミンはNG。
どう考えても、「親中」か「親米」かの問題になりましたね。
アメリカだからって大丈夫ではありませんが、選択肢は「敵」と「盟友」であれば、「敵」を選ぶ理由は何ですか?
では、アメリカの豚肉の輸入を開放してから1年以上になりましたが、台湾はどうなりましたか?
台湾はアメリカの牛肉を使っているので、長年間、レストラン、スーパーなどは牛肉の産地を表示しています。
アメリカの豚の輸入を開放してから、豚肉の産地を表示する義務も法的に要求されたので、私は「私の意思」でアメリカの豚を買うかどうか決めることが可能です。
つまり、アメリカという盟友を選ぶと、私は「私の意思」を保有することができます。
では、中国の豚肉を輸入すると、どうなりますか?(米国の豚肉か中国の豚肉かの題目ではありませんが、長年間の経験から見ては、ここまで考えたほうが安心。)
台湾の豚もアフリカ豚熱を感染して、輸出することがまた禁止されて、「仕方ないね。余った豚肉がここに売ってきて。」って元凶である誰かさんが恩を売るつもりでそれを買って、そして、また国内の某政党が「祖国はやさしいですよね?感謝してくださいよ!」って提唱しますね。
こんなに素晴らしい将来って、想像するだけで涙が出ちゃいますよ。
祖国の恩、ありがとうございます。
祖国のアフリカ豚熱、ありがとうございます。
祖国のコロナも、ありがとうございます。
いつも、ありがとうございますね。
.........ということで、反対しますね。
to be continued......