花ちゃんは、昨夜手術中に亡くなりました。
これから半身不随になるひどい傷なので、この体から解放されるのは悪いことではないと思うし、病院の先生もリスクをしっかり説明してくれたし、覚悟ができていますが、やっぱりちょっと辛いです。
台湾では、たぶんペットを失ったことがある人なら、
「動物たちは神様の使者、何かご教えを伝えてくれるためにきて、使命を果たしてからまた神様の元に戻っていく」ということを信じている人が多いと思います。
花ちゃんが教えてくれたのは、たぶん「実際に保護活動を参加した経験」と「理想までの距離」。
何年前には彼氏だった旦那と約束しました。
家には2~3匹の健康な猫や犬を飼って、わが子として飼って、病気になると、お金がかかっても最高の治療を与えたいこと。
と
保護団体から1匹の老犬や老猫を引き取って、長生きより最後まで穏やかで安心な日常を与える感じで飼いたいことを約束しました。
私と親しくなくても平気。
とにかく、ずっとほかの保護犬や保護猫とスペースをシェアしてきた老犬や老猫に、「私も自分の家をもっている」という感じで静かで温かいスペースを提供したいです。
我が子ではなく、ルームメイトですね。
でも、初めて猫がなくなったことを経験した時の心の痛みが強すぎて、ペットロスが一年以上続いたので、私はまだまだ老猫や老犬を迎えて今より頻繫に誰かと告別することができないことがわかりました。
今でもペットロスを乗り越えるではなく、共存して生きていますが、心が昔より少し強くなったでしょう?
強くなったと思いましたが、花ちゃんのおかげでまだまだ無理だと気づきました。
今の私にできるのは、頑張って仕事をして寄付するだけです。
実際に接触する痛みと重みを負荷する力をまだ持っていません。
花ちゃん、ありがとうございます。
そして、さよなら。