今日は台湾人にとってちょっとやばい台風が成形しましたね。
この「盧碧」という台風は、
という感じです。
この前のほとんどの台風は、台湾の東部から通っていましたが、今回のは西部からくるので、ほかの台風より怖いです。
理由は、「台風の反時計回り」、「中央山脈」&「崖」。
まずは、「台風の反時計回り」&「中央山脈」
豪雨になる雲は反時計回りなので、この前の台風と同じく東部から来ると、雲は中央山脈にぶつかって、あまり西部に来られないし、来てもボロボロになったし、西部は豪雨でもある程度に控えられます。
南部から台湾に入ってきても、中央山脈はナイフのように台風をカットしてくれるので、威力が軽減されます。
でも、今回の台風は中国から通ります。
つまり、今回の台風は中央山脈にぶつかりません。
台風自身が来なくても、その仲間たちは完璧に台湾の西部から通ります。
西部から来た台風=浸水確定。
でも、台湾の東部県市はいつも東部から来た台風を直面して、無事に乗り越えましたから、西部も大丈夫でしょう?
たぶん、大丈夫ではありませんね。
理由は「崖」です。
台湾の東部は高い崖ばかりなので、海水は台風のせいで陸地に侵入しませんが、西部は低い砂浜なので海水の水位が異常に高まると、陸地の水は海に排出できなくなってしまいます。
もちろん、海水は陸地に侵入する可能性も高いです。
さらに、台湾の西部は開発しすぎて.........地盤沈下という問題がありますから、近年は排水施設をたくさん作りましたが......久しぶりの西部台風なので、効果はわかりませんね。
近年は、台湾に接触する前にいきなり曲がって離れる台風が多かったので、台風9号を気にしていない人がほとんどですが、状況が厳しくなる報道が出ると、スーパーの野菜は売り切れてしまうので、個人的には今からちょっと準備しておいた方がおすすめします。