実家の人はみんな快眠のタイプなので、私もそのおかげで寝つきがいいです。
旦那によると、
「お休み」って言ってからすぐにイビキをかいてしまうほど寝つきがいいそうです。
鼻炎がひどくて、実はイビキのような呼吸音が出る時にはまだ意識があるので、実際に眠りにつける時間は旦那の思ったより遅いですが、5分くらいだと思いますね。
でも、旦那は寝つきが悪いタイプですから、眠れない状態でイビキ音を聞いたらますます眠れないので、たまには寝ている途中に「眠れない.........」って起こされます。
旦那は「うるさいよ!」ではなく、弱い声で「眠れない.........」って言いますから、なんか、申し訳ない気がして、今は.........旦那が眠りにつける前に寝ないのです。
もともと夜型人間なので、旦那が眠りにつけるのを待っている時間には、ベッドに横になったまま仕事や翌日の計画などを考えても全然OKです。
そして、気付きました。
イビキ音が消えても、旦那は普通に眠れません。
最初は寝つきが悪いだけでしたが、だんだん悪化してうつなどの病気になってしまう事例がよくありますから、真剣に対応し始めました。
夜になるとカフェインを摂取しない、軽い運動、ハーブティー、マッサージ、アロマなどいろいろな方法を試してから、ようやく旦那に似合う方法にたどり着きました。
長い期間の尋問(?)によって、旦那が眠れない理由は、
筋トレで筋肉が痛い
思考が止まらない
であることを判明しました。
筋トレで筋肉が痛いなら、マッサージしてあげればいいですが、思考が止まらないのは厄介ですね。
だから、思考が止まらない点について時間がかかりました。
そして、見つけた対応法はやっぱりマッサージです。
でも、筋肉が痛い時のマッサージとは違います。
旦那が止まらない思考で眠れない時には、うつ伏せ寝にさせて、CPRの胸骨圧迫のような感じで、旦那の背中の筋肉を圧迫します。
私は力が弱いので、体重で圧迫するのがちょうどいいです。
そして、肝心なのはスピードです。
CPRの胸骨圧迫のように速いのではなく、10秒1回の頻度でゆっくり圧迫して、圧迫したまま手のひらをぐるぐるして筋肉を軽く揉む方法です。
私は25歳の頃から、定期的なマッサージを受けていて、7年間くらいの経験によって、このマッサージ法がやや痛いですから、思考に集中するのは無理ってわかっています。
意識はどうしてもマッサージを受けている筋肉に向けます。
でも、気持ちいい痛みですから、意識が遠くなって眠くなります。(私はだいたいこのステップで寝落ちてしまいます)
こうマッサージすると、旦那がそのまま寝落ちる回数は8割くらいです。
そして、残りの2割はリラックスする呼吸法を教えてあげればいいです。
私も少し不眠の経験があるので、「寝る方法を忘れてしまった気分」がちょっとわかっています。
だから、こういう時には旦那を軽く抱いて、旦那の呼吸のリズムに合わせて呼吸します。
二人の呼吸リズムが同調してから、ゆっくりと自分の呼吸スピードを下げると、旦那も私に影響されて呼吸が遅くなります。(影響するのは呼吸の音ではなく、胸の上下運動ですよ)
旦那の呼吸も遅くなって、手を放してしばらく待つと.........軽いイビキ音が出てきます。
ありがたいイビキ音ですね。
私、優しい妻ですよね。
でも、実はただではありませんよ。
私は寝返りがあまりしないタイプなので、朝起きる時には筋肉がいつも痛いです。
そういう時には.........
旦那の番ですよ。