今日はエイプリルフールですね。
台湾では「愚人節(ユー・ルン・ジェー)」と呼んでいて、そしてこの日になると高校時代のある事件を思い出します。
今から16年前の高校時代には、「無名小站(ウー・ミン・ショア・ジァン、「無名」と略称する)」というブログを書いていました。
「無名小站」って、その時代の台湾ではもっとも人気なブログサイトでしたが、2013年に徹底的に消えました。
大事な思い出も一緒に消えましたが、中学時代や高校時代の記事は黒歴史のようで、実はほっとした人もたくさんいると思います。
私の「無名」は中学時代~大学一年にわたって、毎日帰宅後1時間をかけてその日の出来事を記録するタイプなので、クラス日記としてクラスメートなどたくさんの知り合いは読んでくれました。
そして、高校時代の私は「彼氏がほしい」をネタとして友達作っていましたから、「彼氏が欲しいけどなぜかできない子」というイメージが強くて、たぶん、いつか「彼氏ができた」と公表したら、お赤飯パーティーをするほどの大事件になると思います。
だから、ある年の4月1日のエイプリルフールに、芸能人の結婚発表のような交際発表の記事を書きました。
その男子はイケメンではないけどやさしいとか、ずっとそばにいてくれたとか、長文で書いた後、
「あっ!彼氏の名前を紹介してないよね?私は彼を『仁傑(ルン・ジェー)』と呼んでいるね。そして、苗字は『余(ユー)』。これからも見守ってください。」
結局、(私の)史上最大コメント数をいただきました。
「あ!おめでとう!」「バカ!その名前を読んでもわからないの?
」「えっ?!えっ?!余仁傑?!愚人節?!えっ!
」などクラスメートたちのコメントで盛り上がりました。
翌日学校に行ったら、「よくやったよね。」「余さんはどこ?
」「真剣に読んだのに!
」って(冗談で)揶揄されました。
卒業後、私に会う度にその事件を言う人もいましたね。
そして、特にエイプリルフールを狙っていなかったけど、昨日は旦那と再婚しました♥を書きましたよね。
彼氏ができてないのに交際発表?結婚している旦那とは再婚?
性質がちょっと近いのでこのエイプリルフール事件を思い出すと、なんか、自分は16歳→32歳で年が倍になっても、あまり成長していませんね。