念のため、いつも記事を書きながらググって自分の考え方が主流と離れているかどうか確認しますが、たまにはネットの記事で自分の認識を疑ってしまいますね。
自分の温かい台湾って、本当の台湾でしょうか?自分の思い込みで粉飾した台湾でしょうか?って疑います。
実は、たぶん末子気質を持っていて背も低いからでしょう?
32歳になっても、年上でも年下でも、学校でも家庭でも近所でも私を妹扱いしてくれる人が多くて、グループ対立があっても、私だけは圏外でしたから、私にとって、台湾人=やさしい人です。
台湾の学校でも、日本の1軍、2軍、3軍のようなグループがありますね。
私はいつも2軍だけど、1軍と3軍と普通に付き合っていました。
たまには1軍から追放された女子がいると、そういう女子はすぐに寄ってきます。
たぶん、2軍になることを拒否していたでしょう?そういう女子は、ほとんど二人行動にこだわって、しばらくグループ活動に参加しにくいです。
その時はなんでも考えていなかったけど、今振り返ると、怖い状態でしたね。
仲間外れた人と一緒にいると、自分も仲間外れにされる可能性が高いし、もともとのグループに戻れないリスクもありますよね。
でも実際には、何でもありませんでした。
普通に平和な学校生活を送っていました。
1軍は追放&復帰を何回繰り返してたので、逆に全員と仲良くなるきっかけになりました。
そして、学校にもヤンキーっぽい女子がいました。
目つきが鋭くて、怒ったら暴力も振ったり、男子とケンカしたりする女子で、いつも一匹狼。
私は特に声をかけたり、やさしくしてあげたりしてなかったのに、そういう女子たちは私を可愛がってくれました。
誕生日やクリスマスなどには、素敵な笑顔でカードやプレゼントを送ってくれました。
私は同学年では年上のほうですが、学生時代を振り返ると、たくさんのお姉ちゃんに守られていたような感じでした。
社会に出てもそうですね。
どこへ行っても豪快なお姉さんがいます。
困っている時には、必ず「手伝うよ」って自発的に助けてくれる女性がいますから、私にとって、台湾人女性は「エレガントじゃなくても、頼れるお姉さんたち」です。
そして、台湾人男性ですね。
お父さんは、愛妻家で娘バカ。
旦那はロマンチックじゃないけど、世界中一番気が合う人。
従兄たちは、「何かあったら連絡して、すぐに手伝っていくよ」という人たちですね。
義父とその兄弟は、伝統的で気が短いタイプだと言われていますが、私はたまには田舎の文化について「えっっっっっっっ!無理無理無理!」って驚いて悲鳴をあげても、そちらは豪快に笑って「無理ならやめよう」と譲ってくれています。
ほかにも、いろいろありますから、私にとって、台湾人男性は「不器用だけど純粋な人たち」です。
だから、私はどうしても擁護する目線で台湾を書いていると思いますね。
でも、たまには不安です。
自分はいつも「台湾人は悪意がないよ」というような記事を書いていると、実際に台湾人に苦しめられる人が読むと、ますますどうしようかわからないかもしれませんね。
だから言っておきたいですね。
私にとってやさしい人は、人にとってやさしくない場合もよくありますから、「あ~周りの人が悪意がないので、我慢しかない」ではなく、戦略づくりの参考資料として使ってくださいね。