昨夜仕事していた時に、旦那はテレビで歌仔戲(ゲ・ザイ・シー)を見ていました。
歌仔戲については、重陽節 神様に捧げる歌仔戲と布袋戲の記事で少し紹介しましたが、とにかく台湾の時代劇の舞台です。
今の30代~40代の台湾人は、幼少時代にお婆ちゃんと一緒にテレビで歌仔戲を見る思い出をもっている人が多いと思いますね。
ちなみに、お爺ちゃん子だったら、布袋戲(ブー・ダイ・シー)です。
昨日見た歌仔戲は「兵臨城下(ビン・リン・ツェン・シャー)」という演目でした。
日本の桶狭間の戦いから発想した四つの国の間の物語でした。
A国が滅ぼされてから、王子がB国の王子に収容されました。
B国の王子は国家のためにC国の姫と結婚しようとしますが、姫はその王子を信頼してないので殺そうとしましたが、B国の王子に説得されました。
その時、A、B国の王子たちが誤解でケンカして、A国の王子はまたD国に行って、将軍になりました。
そして、皇帝の死でB、C、D国の戦争に至りました。
仕事しながらちらっと見ていましたが、役者の声と表情に感動されて、知らないうちに真剣にみていましたから、同劇団が今年の7月に高雄での公演のチケットを購入しました。
違う演目ですが、見たいです。
チケットを購入した時に、「台湾語を使う舞台ですから、外国人にとって難しすぎてみたくないでしょ?」って残念な気分になりましたが、急に気づきました。
実は、
歌仔戲のセリフは漢詩みたいです。
さらに、台湾語で言うので、台湾語のネイティブスピーカーにとっても難しいです。
旦那は台湾語のネイティブスピーカー、私はハーフみたいで、二人とも子供の頃からお婆ちゃんと一緒に見ていましたから、セリフは大丈夫ですが......
歌仔戲というのは、台湾のオペラ。
つまり、半分のセリフは歌で表現します。
具体的には↓↓をご覧ください。
日本の歴史から発想した演目なので、この踊りも日本の文化を取り入れたみたいです。
歌になると、旦那も私も字幕なしでわかりません。
漢詩的な内容なので、たぶんお婆ちゃんたちもわからないと思います。
でも、みんな楽しく見ていました。
だから、在台日本人もその時にちょうど台湾にいる日本人も、興味があるなら見ていってもいいと思いますね。
歌仔戲というのは、セリフがわからなくても、役者の声、表情、仕草で物語をわかるものですから、みんなを誘いたいです。
一緒にこの最高級台湾語の聞き取り試験を、参加しましょう。
50%わかると、台湾語ネイティブスピーカー並みの台湾語力ですね。
100%わかると、神級だと思います。
春美歌劇團の「戲衙門(シー・イヤ・メン)」
殺人の濡れ衣を着せられた主人公林炎生が無実を証明して復讐する物語
【公演時間】
7/9(金)19:30
7/10(土)19:30
7/11(日)14:30
【チケット】
300元、500元、700元、900元、1200元、1500元、2000元、2500元
(1100円、1900円、2600円、3400円、4500円、5700円、7600円、9500円)
【公演場所】
大東文化藝術中心
高雄市鳳山区光遠路161号
【チケット購入】
OPENTIXサイト
販売所
國家兩廳院
台北市中正区中山南路21-1号
12時-20時
台中國家歌劇院
台中市西屯区惠来路二段101号B1
平日9時~12時半、13時半~18時
台南市文化中心
台南市東区中華東路三段332号国際庁2F
平日8時半~12時半、13時半~17時半
衛武営国家芸術文化中心
高雄市鳳山区三多一路1号3F
平日11時~12時半、13時半~18時
7-11のマルチコピー機
(席を指定できません)