おかしいタイトルですよね?
絶対に混乱させる台湾のルーロー事情の記事に紹介したように、日本と台湾北部のルーローはひき肉タイプですが、中南部はルーローが角切りタイプです。
だから、少し遊び心でこのおかしいタイトルを使いました。
では、今日は紹介するのは、現地台湾人主婦のルーロー(角切り)レシピの角切りルーローをひき肉ルーローにするレシピです。
一般家庭の食卓では、ひき肉タイプの登場回数が角切りルーローより多いと思いますが、味と具材は人によって大きい差がありますね。
私はシンプルな料理が好きなので、ここで紹介するレシピは店でもよく食べられる味です。
でも、今回紹介するのは1から始まるレシピではなく、角切りルーローを利用したレシピです。
では、
【食材】
角切りルーローの食べ残し
揚げたエシャロット(市販の油蔥酥、ヨー・ツォン・スー)
【作り方】
STEP 1 角切りルーローをひき肉にします
ソースは後のSTEPで蒸発するので、写真の量が少なすぎましたから、具材が浸かるくらい以上の量をおすすめ。
脂身が多いのが南部スタイル、少ないのが中部スタイルで、特に味に影響しないので、脂身の量は自分の好みによって決めればいいです。
まな板を洗いたくないので、ここは調理用ハサミで肉をひき肉のように切りました。
STEP 2 揚げたエシャロットをさっと炒めます
角切りルーローの食べ残しの上はたくさんのラードが浮くはずですから、そのラードを大さじ1杯くらいとって、フライパンに入れます。
次はそのラードを利用して揚げたエシャロットをさっと炒めます。
エシャロットの量が多い方が美味しいと思いますが、やっぱり日本人と台湾人の好みが違うので、ここではまず小さじ1杯くらい入れればいいと思います。
STEP 3 ひき肉とソースを入れます
ソースの味が豚肉に存分にしみ込んだ角切りルーローの食べ残しなので、揚げたエシャロットが柔らかくなった時点では完成。
でも、経験者なのでSTEP 2に大量な揚げたエシャロットを入れましたが、初めての人はSTEP 2に小さじ1杯だけ入れましたから、ここで味見しながら揚げたエシャロットを少しずつ追加してもいいですよ。
これでご飯にかけて食べられますね。
料理上手な人なら、現地台湾人主婦のルーロー(角切り)レシピとこのレシピを合わせて1からひき肉のルーローを作りたいかもしれませんから、ここでは簡単に流れを紹介します。
STEP 1 ラードや普通の油を鍋に入れて、ひき肉を半分灰色になったほど炒めます。
STEP 2 油蔥酥(揚げたエシャロット)を入れてさっと炒めます。
STEP 3 醤油を大さじ1杯入れてさっと炒めます。
STEP 4 具材が浸かるくらいの水を入れて、醤油を濃厚な茶色になるまで入れます。
STEP 5 氷砂糖を味見しながら入れます。
STEP 6 30分~1時間くらい置いて、食べる直前にもう一度加熱すれば美味しいです。
(すぐに食べたいなら、ソースが8割乾くほど焼いた方が美味しいです)
角切りルーローは葉ニンニクを使いますが、ひき肉ルーローはポイントが揚げたエシャロットなので、葉ニンニクを使わなくていいです。