ほとんどの日本人が気づいてないと思いますが、この前には蕭美琴駐米代表、招きに応じて米国の新大統領就任式に出席という報道がありました。
複雑な政治話題をするつもりはありませんが、ここで話したいのはそのマスク。
たくさんのピンクな猫が印刷されたマスク。
外国人にとっておかしいと思うかもしれませんが、台湾人には当たり前のことだから、この写真をみてそろそろ台湾が猫治時代を語ろうと思います。
駐米代表である蕭美琴さんは、台湾の東部に頑張っていました。
蕭氏は今の大統領である蔡英文さんとは親友と視されるくらい仲良くしているそうです。
蔡氏がまだ大統領ではなかった2012年に、東部の花蓮にいる蕭氏は台風に破壊された所へ行きました。
たくさんの軍用車両が復元作業のために頑張ってるうちに、蕭氏が泥の中に汚い子猫を発見しました。
このまま放置すると軍用車両に殺されるかもしれませんから、蕭氏が子猫を拾いました。
そして、蔡氏との電話中で子猫がすごくニャーニャーしていたので、蕭氏が「総裁のために子猫を拾いましたよ」って言いましたから、その後は蔡氏のオフィスに連れて行きました。
病弱だった子猫は、蔡想想(ツアィ・シャン・シャン、想想=ゆっくり考える意味)と名付けられました。
その後、蔡氏はまた台東で茶トラの蔡阿才(ツアィ・アー・ツアィ)に出会いました。
蔡氏が大統領になって評判があまりよくなかった二年間には、蔡想想も蔡阿才もそんなに有名じゃなかったけど、ある年の新年にはある事件で「お母さんのように強く守ってくれる」というイメージを伝わってくれたので、声望が大幅に上がりました。
そうしたら、だんだんと蔡氏を「猫英(蔡英文の英)」と呼ぶ人が多くなって、蔡想想と蔡阿才の声望も上がりました。
その後もオーストラリアのマスコミに「Iron cat lady」といわれるほど「蔡氏=猫」のイメージが強くなりましたね。
さらに近年の猫ブームと合わせて、台湾は、ようやく猫治時代に入りました。
でも、猫がいれば選挙を勝てるわけではありませんね。
猫のブームを狙って選挙時期に「自分は猫好きだよ」って主張する政治家もたくさんいますが、その中にある人は長年間猫を飼っていることをアピールしましたが、機関銃を持つような方法で猫の足を握って、猫とは全然親しくない様子で、その後も猫を捨てた黒歴史を掘り出されたので、蔡氏と同じ政党の政治家だとしても炎上されて選挙で大惨敗。
永遠に政治界から引退しました。
猫治時代だからこそ、猫を大事しないとだめですよ。
もちろん、猫だけではなく、犬、鳥、野生動物などすべての動物も大事にしたいですね。
ちなみに、蔡氏は蔡想想と蔡阿才以外にはまた3匹の犬を飼っていますよ。
蔡想想と蔡阿才のように有名ではなかったけど、去年はこの写真で人気になりました。
なぜなら、パッと見ては二匹の犬かもしれませんが、実は三匹でしたね
この子たちは引退した盲導犬で、名前はBunny、Maru、Bellaです。
その消えてしまった黒い子はMaru(マル)です。