私はたくさんの物件を見てるうちに、だんだんと具体的な条件を把握できました。
ここではちょっと自分のマイハウス条件を絞る経過を語りたいです。
まずは、住宅のスタイル。
中部に暮らしていた時、高層マンションを住んでいて、配達物を受け取ってくれる管理人もいるし、いつでもごみを捨てられるごみ収集場もあるし、一生マンションに住みたいと思いました。
でも、台南に来たら破滅しました。
台南は、都市圏でもマンションやアパートが少ないので、田舎はなおさらですね。
だから、透天厝(トー・テン・ツォ)しか選べません。
透天厝は、天まで透き通るハウスという意味なので、連棟住宅、一軒家など含んでいますが、1500万以内にほとんど連棟住宅。
つまり、このような感じで隣と同じ壁を使っています。
そして、BハウスとCハウスのように両側が開口のない物件が多いです。
台湾では「辺(邊)」で端や縁を表現しますから、AハウスとDハウスのように両端にある住宅を「辺間(ベン・ジィン)」と呼びます。
「辺間」は日当たりも風通しもいいけど、台湾の一般建築の防水工事品質が低いから、台風などの大雨になると、壁から水漏れが絶対にあるから、「辺間」は意外と人気が低いです。
でも、「辺間」は敷地がより広いから、やっぱり「辺間」の方が値段が高いです。
我が家はB、Cハウスのように挟まれていますが、実は「辺間」が欲しかったです。でも、その時に選べられる「辺間」の敷地が都市計画のエリアとちょっと重なりますから、面倒くさそうで諦めました。
とにかく、ここまでは透天厝連棟住宅という条件を決めました。
次は、シンガポール式(新加坡式)か伝統式かの問題です。
シンガポール式は1階ガレージ、2階LDK、3階個室×1、4階個室×2、5階個室×1と物干し場で、床面積が30~50㎡くらいです。
伝統式は1階ガレージとLDK、2階も3階も個室×2、4階個室×1と物干し場で、床面積が50~80㎡くらいです。
若者でも購入できるように、近年は敷地が小さめのシンガポール式が主流です。
そして、シンガポール式の方が安いです。
シンガポール式は狭いけど、2階のLDKはワンルームなので、スペースの利用は自由だと思います。
でも、たくさんの食材を買う時に、階段を上るのが嫌ですね。
さらに、1階のガレージと2階のLDKの間には普通の住宅階段で繋がっているので、階段室を囲む壁とドアを作らないと、車のガソリンの臭いがLDKまで漂います。
1階のガレージは外との間にローリングドア一面だけで、安全面からもちょっと心配ですね。
例えば、ストーカーに遭うと、すぐにドアを開けて家に逃げてドアを閉めることができません。ローリングドア一が故障したら、出られますが、入ることができません。
だから、できれば実家と同じような伝統式が欲しいです。
ここまでは、具体的に透天厝連棟住宅
伝統式という条件を絞りましたね。
今回は、新築住宅v.s.中古屋を語りたいと思います。