台湾のコロナ事件で、元々タイトルに「在台日本人へ」という言葉も使いますが、この事件で日本人のみなさんに報告したいことがあるので、そのタイトルをやめました。
では、まずロシアのバレエ団員感染者の事件を報告しましょう。
11月29日、ロシアのバレエ団は公演のために台湾に入国して、14日間隔離しました。
12月14日、隔離が終わって、リハーサルしたり、コンビニへ行ったりしましたが、演出の主催者の要求に従って、もう一度コロナの検査を受けました。
12月16日、その中の4人は陽性。ほかの人は指揮センターの手配によってもう一度検査、隔離。
主催者に大変な損失を与えないように、指揮センターは状況をみて、「公演はキャンセルするかどうか、主催者に任せますが、チケットの払い戻しは寛大に取り扱います」ということを決めました。
そして、主催者から初演がキャンセルすることを発表しました。
12月17日、また4人の感染者が出ましたから、指揮センターから全公演キャンセルということを発表しました。
感染者たちは指揮センターの手配で病院まで送られましたが、他の出演者は今泊っているホテルに隔離しますが、そのホテル(福華飯店)は出演者の宿泊を拒否したので、台北市政府に連絡して、専用の経路とバスで他の出演者を隔離用の場所へ送りました。
この事件から気づいたことは一つ。
14日の隔離期間を満たすと、陽性になってもほとんど「ウィルスの死体」のせいで、感染力が低いですから、隔離を解除する前にコロナ検査を受けさせません。
最近のインドネシア女性もロシアバレエ団員も、雇用者が念のために検査を受けさせたので、感染者を発見したんです。
つまり、14日隔離してから、堂々と台湾の町に活動する人たちの中には、かならず陽性者がいます。人数も少なくないと思います。
実は怖いですね。
でも、よく考えてみれば、いい話です。
台湾は国内感染者がゼロになってから半年です。
この間に、三密を無視するイベンドがたくさんあります。
マスクをつける人も減少する傾向があります。
もし、その陽性者たちは人を感染するなら、今の台湾は大変になったと思いますが、普通に暮らしています。
SNSからも友達や知人たちの平和的な日常が見えますから、たぶんインペイからの平和じゃないと思います。
もし、国家に騙されてないなら、
その14日の隔離は有効でしょう?
台湾人自身で実証した有効な対応です。
その14日はどうやって国の力に頼らず実行できますか?
その14日を家庭、職場などに実行できますか?
とても難しい課題ですが、まだまだ希望はあります。
医療者の負担を軽減するために、
普通の日常に戻れるために、
これ以上大事な人を失わないように、
一緒に考えてみませんか?
何度も立ち上がってきた日本人を、
台湾人である私は信じています。
皆さんも自分を信じてください。