台湾人の日常にある漢方医学を紹介した時には、たぶん面白くないから読みたい人が少ないと思いましたが、意外と反応がよかったですね。
素人の私の紹介を読んでくれてありがとうございます。嬉しいですよ~
では、もうちょっと紹介しましょう!
ここでの漢方医学
現代の漢方医学は科学で効果を検証しますが、ここで紹介するのは台湾人の日常にある漢方医学なので、ほとんどは素人の間に流される情報です。
「母は××がよくないから、食べないでって言われた。」とか、
「お婆ちゃんは〇〇が女性にいいと言われた」とか、
ほぼこんな感じで流されているので、誤解などはあるかもしれませんね。
私は実行する前にはネットの情報を確認しますが、自己流でまとめたので、正しいとは限りません。
あくまでも参考程度にしてくださいね。
熱性体質に対して「消火」、「退火」
この前は熱性体質が体に火があるので、「補」することはしない方がいいと言いましたね。
熱性体質の特徴は、口の渇き、炎症、口内炎、興奮、イライラ、便秘などです。
それは血行いいとは言えますが、やっぱり症状までなると健康じゃないです。
だから、発熱を氷で冷やすように、「退火食べ物」を食べて火を抑えます。
退火食べ物
退火食べ物と言えば、「寒性食べ物」です。
漢方では食べ物を性質によって「寒、涼、平、温、熱」に分類しましたから、「補」する食べ物ならほとんど「熱、温」、つまり体を温めて血行をよくするタイプです。
熱性体質はこれ以上火を煽らない方がいいから、「寒、涼」の食べ物で冷やします。
寒性、涼性の食べ物は仙草、愛玉、スイカ、大根、空芯菜、ココナッツのジュース、寒天、ゴーヤ、きのこなどあります。
子供の頃には、口内炎になる度に、母は仙草、愛玉などのデザートを作ってくれていました。冷蔵庫から出したばかりの仙草、愛玉はプリンのような食感で、涼しくて美味しかったです。
正直、寒性じゃなくても、ひやひやなデザートが口内炎を抑えるのも当たり前ですね(笑)
寒性食べ物の摂取は控えめ
西洋医学からみても、体が温かい方がいいですね。
だから、寒性食べ物を食べるにも気にしないとだめです。
台湾ではドリンクスタンドがたくさんありますよね。
300メートルの距離では5軒以上のドリンクスタンドがあるほどですよ。これだけ見ても、どれほど清涼飲料好きだとわかりますよね。
ただし、こんな台湾人の女性でも生理になると清涼飲料などは飲みません。
自分はアイスを食べても平気なタイプですが、知り合いの中には食事に気にしないと吐くまで痛い女性がいます。
だから、生理痛がひどい女性は清涼飲料だけでなく、寒、涼性食べ物など子宮を冷やす食事も控えます。
ちなみに、台湾人の男性は生理に慣れている様子がやさしいとよく言われるみたいですね。
それは、たぶん学生時代からよく「生理中だから、それは食べられない」などの言葉を聞いてきたせいでしょう?
ほかにも、寒、涼性食べ物を避けたい時もありますね。
例えば、寒性体質の人、やっぱり「補」したほうがいいです。
そして、寒、涼性食べ物を食べすぎると、下痢になりますから、軟便や下痢の状況がある時には寒、涼性食べ物の摂取も控えます。
寒性体質というのは?
簡単に言うと、冷え性みたい感じですね。
台湾人の女性はほとんど寒性体質だという情報を拝見しましたが、たぶん、日本もそうだと思います。
でも、実際の漢方医学では複雑ですよ。
寒性体質だと言っても、胃腸が寒性、肝が熱性などの状況があるそうです。
だから、気になる人はやっぱり信頼できる漢方医に見てもらった方がいいですよ。