五金行から台湾の庶民生活を見る③結婚する時、新婦の儲けるトレー | 台南在住日記とか

台南在住日記とか

Made in Taiwan, Live in Taiwan.


 日本は大学四年生から就活を始まりますよね?台湾では大卒してからですね。

 

 その時、応募した会社の一つは「婚紗公司」。つまり、ウェディングドレスのレンタル、前撮り、化粧などの専門会社です。

 

 その台北にある婚紗公司は、日本人を狙って前撮りのサービスを提供しているそうです。

 

 前撮りの三要素は、ファッション、化粧、写真

 

 ファッションと言えば、日本化粧と言えば、日本写真と言えば、やっぱりPanasonic、Nikon、Canonなど大手のカメラブランドを持っている日本ですよね。真顔

 

 だから、何で日本人は台湾で前撮りするの?って疑問を生じましたが、実は前撮りが日本ではそんなに流行ってないらしいですよね?キョロキョロ

 

 でも、今日は五金行を紹介するので、もちろん前撮りとは関係ありませんね。

 

 紹介したいのは、五金行でも買える安っぽい結婚道具ですゲラゲラ

 

 まずはを書いてる赤いトレーです。

 

 

 龍は新郎、鳳は新婦。

 

 台湾では「吃茶、奉茶」という行事があります。

 

 婚約する日に、新郎新郎の両親3~5人のおじさんやおばさんがプレゼントをもって新婦の家に行って、そして、新婦の家は人数によってお茶を準備して、このトレーに置きます。

 

 新婦はトレーをもって、仲人に従って一人づつお茶を送ります

 

 お茶を送る時には、仲人は「おじさんをよんで」「お父さんをよんで」など指示して、新郎の家族を新婦に紹介します。

 

 そして、新婦は「おじさん、お茶どうぞ。」「お父さん、お茶どうぞ。」、もちろん、新郎にも「旦那、お茶どうぞ」って言いますね。

 

 新婦が挨拶してから、挨拶された人は祝福して、ご祝儀をトレーに置きます。

 

 これはこれは奉茶で使うご祝儀です。結婚のご祝儀は別だから、普通は新郎の両親が前もって準備しておきますね。

 

 つまり、お茶で儲ける感じですゲラゲラ

 

 だから結婚しても、旦那にお茶をあげる時に「旦那、お茶どうぞ」を言ってご祝儀をもらいたいですねちゅー

 

 婚約する日のお茶は「奉茶」

 

 結婚する日には「吃茶」があります。

 

 「吃茶」は新郎の家で行います。

 

 流れは「奉茶」とほぼ同じですが、結婚日の「吃茶」では、新婦はご祝儀をもらえると、返礼としてプレゼントをあげます。

 

 そして、今回のお金は新郎の両親が準備したお金ではなく、みんな自腹です。

 

 もちろん、吃茶も奉茶も、お金は新婦のものハートハートハート

 

 あっ、トレーだけで長い文章になってしまってすみません。

 

 では、ほかの結婚道具はまた明日。

 

 

台湾人の結婚式の関連する記事

五金行から台湾の庶民生活を見る④結婚道具

コストコで売っている台湾人結婚用黄金アクセサリー